年賀状を安く作るには?自宅・コンビニ・印刷の頼み方

第7話 年賀状を安く作るには?|みさきの、はじめての年賀状
みさきの、はじめての年賀状 第7話

はがき代は決まっているので、削れるのは作り方でした。 自宅で印刷するか、コンビニで印刷するか、頼むか。3つで迷いました。 この記事では、年賀状の作り方を3つに分けて、安く済ませるための決め方と手順をまとめます。

この記事の要点
  1. 作り方は自宅・店頭・依頼の3つ。安さの順は枚数で変わる
  2. 決める基準は「枚数」1つ。少なければ自宅か店頭、多ければ依頼
  3. 安さより先に、失敗して刷り直すことを減らす
こんなこと、ありませんか
  • 印刷を頼むと高そうで、でも自分で作るのも大変そう
  • コンビニで年賀状が作れると聞いたが、やり方を知らない
  • プリンターはあるけれど、年賀状を刷ったことがない
  • 安く済ませたくて、いちばん安い方法を探し続けている
  • 結局、毎年ぎりぎりになって高い方法を選んでいる

作り方は3つ

年賀状の作り方は、大きく3つです。 それぞれ、かかるお金の内訳が違います。

1

自宅で印刷する

はがき代とインク代だけ。プリンターがあれば、いちばん安く済みやすい。手間は自分で持つ。

2

店頭で印刷する

コンビニなどのマルチコピー機や、店頭の端末でデータを印刷する。プリンターがなくても作れる。1枚ごとの料金。

3

印刷を依頼する

印刷サービスに注文する。基本料金と1枚あたりの料金。枚数が多いほど1枚の単価が下がりやすい。手間がいちばん少ない。

「どれがいちばん安いか」は、枚数によって入れ替わります。 だから、方法を比べる前に、枚数を決めてください。

安い方法は、枚数で決まります。
いちばん安い方法を探すより、枚数を確定するほうが先です。
プリンターのトレイに置かれた白いはがき
試し刷りは、普通紙で。

それぞれの向き不向き

3つの作り方を、条件で並べます。 自分の条件に近い行を探してください。

条件向いている作り方理由
枚数が少ない(〜20枚ほど) 自宅、または店頭 基本料金がかからない。1枚ずつの料金でも合計が小さい
枚数が多い(50枚以上) 依頼 1枚あたりの単価が下がる。宛名印刷も頼めば手間が減る
プリンターがない 店頭、または依頼 自宅印刷はできない。少なければ店頭、多ければ依頼
写真入りにしたい 依頼、または店頭 家庭用プリンターは写真の仕上がりがまちまち
手書きで済ませたい 自宅(印刷なし) 無地のはがきに手書き。印刷代がかからない
時間がない 依頼 注文すれば仕上がって届く。宛名印刷まで頼める

「安く」だけを考えるなら、枚数が少ないうちは自宅か店頭、多くなると依頼です。 枚数の境目は、料金表によって違います。 頼む先の料金表で、自分の枚数のときの合計を出して比べてください。

基準は「枚数」1つで決める

作り方で迷うときは、条件を増やさないでください。 基準を「枚数」1つに絞ります。

枚数が決まると、次のように決まります。

  • 20枚ほどまで:自宅(プリンターがあれば)か店頭
  • 50枚以上:依頼
  • そのあいだ:料金表で合計を出して、安いほう

「写真入りにしたい」「時間がない」といった条件は、 枚数で決めたあとに、必要なら足します。 最初から全部の条件で比べようとすると、決まりません。

自宅で作るときの手順

自宅で印刷する場合、失敗して刷り直すと、はがき代がそのまま無駄になります。 手順を守ると、失敗が減ります。

1

インクジェット紙の年賀はがきを買う

2027年用は無地(インクジェット紙)が85円です(日本郵便の2026年8月31日発表)。普通の無地でも印刷できますが、インクの乗りが違います。

2

データを作る

年賀状作成ソフトやアプリでテンプレートを選び、名前と住所を入れます。

3

普通紙で試し刷りする

はがきサイズに切った普通紙で、位置と色を確認します。ここで本番のはがきを使わないのがコツです。

4

本番を1枚だけ刷る

1枚刷って、にじみ・位置ずれ・誤字を確認します。

5

残りを刷る

問題なければまとめて刷ります。乾くまで重ねません。

試し刷りを飛ばして、いきなり30枚刷らないことです。 誤字があれば30枚が無駄になります。

店頭で作るときの注意

コンビニなどの店頭では、マルチコピー機や店頭の端末を使って年賀状を作れます。 プリンターがなくても作れるのが利点です。

注意したいのは、次の点です。

  • 持ち込みのはがきが使えるか、その場で買うのかを確認する
  • データを持ち込む場合、ファイルの形式と持ち込み方(メモリー、アプリなど)を事前に調べる
  • 混む時期は待つことがある。12月の週末は避けて、平日か早い時間に
  • 端末の操作に慣れていないと時間がかかる。最初は少ない枚数で試す

店頭は「今すぐ数枚だけ欲しい」ときに便利です。 数十枚をまとめて作るなら、依頼と比べてから決めてください。

頼むときに確認すること

印刷を依頼する場合、注文前に確認しておくことがあります。 ここを見落とすと、届いてから困ります。

確認することなぜ
はがき代を含むか 含まなければ、別に85円×枚数を用意する。持ち込みができるかも確認
宛名印刷の有無と料金 頼めば手間が減る。頼まなければ自分で書く
仕上がりまでの日数 12月の混む時期は延びる。投函日から逆算して間に合うか
校正の有無 誤字を確認できる工程があるか。ないなら注文前に自分で二度読む
追加注文の可否 足りなくなったとき、同じデザインで追加できるか

仕上がり日と投函日の関係は、必ず確認してください。 元日に届けるための投函目安は12月27日です(同発表)。 仕上がりを受け取ってから一言を書く時間も見ておきます。

刷り上がったはがきを重ねずに並べている手元
乾くまで、重ねない。

宛名は、印刷するか手書きか

通信面の作り方を決めたら、もうひとつ決めることがあります。 宛名を印刷するか、手書きにするかです。

手書きなら、費用はかかりません。 枚数が少なければ、1時間ほどで書けます。 字に自信がなくても、丁寧に書いてあれば失礼にはあたりません。

印刷なら、自宅のプリンターか、依頼先の宛名印刷を使います。 自宅で宛名を印刷するには、住所録をソフトに入力する手間があります。 一度入力すれば来年も使えるので、枚数が多く、毎年出すなら入力しておく価値があります。

安さだけで言えば手書きです。 ただ、書き損じが出やすいのも手書きなので、 予備のはがきを数枚多めに用意しておいてください。

みさきの選択

12月のはじめ、夫と作り方で迷いました。 枚数は34枚。プリンターは家にあります。 「頼んだほうが楽じゃない?」と夫が言い、「自分で刷れば安いよ」とわたしが言いました。

話がまとまらず、母に電話しました。

台所で電話をしながら微笑む母
「①自宅で刷る、②コンビニで刷る、③頼む。どれにする?」 母さんはずっと頼んでるわよ。楽だから。34枚なら自分でもできるわね。どれでもいいのよ。

わたしたちは、自宅で刷ることにしました。 理由は、枚数が少なめで、プリンターがあったからです。 試し刷りは普通紙でして、本番は1枚だけ先に刷りました。 2枚目からは、何も考えずに刷るだけでした。

安さより先に、失敗を減らす

安く済ませようとして、かえって高くつくことがあります。 いちばん多いのは、刷り直しです。

誤字に気づかず全部刷った。位置がずれていた。 インクがにじんだ。宛名を間違えた。 そのたびに、85円のはがきが無駄になります。

だから、安さを考えるなら、まず失敗を減らしてください。

  • 試し刷りは普通紙で
  • 本番は1枚だけ先に
  • 名前と住所は、夫婦で読み合わせる
  • 書き損じは捨てずに、郵便局で交換する

これだけで、作り方の差より大きな額が守れます。

並べたはがきを前に、ほっとした顔のみさき
2枚目からは、刷るだけだった。
安い方法は、枚数で決まる。
その前に、刷り直しをなくす。

よくある質問

いちばん安い作り方はどれですか。
枚数によります。少なければ自宅か店頭、多ければ依頼が安くなりやすいです。頼む先の料金表で、自分の枚数の合計を出して比べてください。
コンビニで年賀状を印刷できますか。
マルチコピー機や店頭の端末で作れる店があります。持ち込みのはがきが使えるか、データの持ち込み方を事前に確認してください。
プリンターがないと、自宅では無理ですか。
無地のはがきに手書きという方法があります。枚数が少なければ、印刷代がかからないいちばん安い方法です。
印刷を頼むと、いつ届きますか。
サービスと時期によります。12月は混むので、仕上がり日を注文前に確認し、投函日に間に合うかを見てください。
失敗したはがきはどうすればいいですか。
郵便局で所定の手数料を払えば、通常のはがきや切手に交換できます。捨てないでください。
ミリレター

はがきの代わりに

新年のあいさつを、LINEで送れる手紙にする方法もあります。

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※この記事は物語シリーズ「みさきの、はじめての年賀状」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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