年賀状はいくらかかる?はがき代と印刷代の見方

第6話 年賀状はいくらかかる?|みさきの、はじめての年賀状
みさきの、はじめての年賀状 第6話

出す相手が決まって、枚数が見えました。 夫が電卓を出して、「はがき代と印刷代、合わせていくら?」と聞きました。 この記事では、年賀状にかかるお金を「はがき代」と「印刷代」に分けて、見方と下げ方をまとめます。

この記事の要点
  1. はがき代は85円×枚数(2027年用・無地)。ここは動かない
  2. 印刷代は「基本料金+1枚あたり」の内訳で見る
  3. 費用を下げるなら、枚数を減らすのがいちばん効く
こんなこと、ありませんか
  • 年賀状にいくらかかるのか、見当がつかない
  • 印刷を頼んだら、思ったより高かった
  • はがきの種類で値段が違うのか知らない
  • 自分で作ったほうが安いのか分からない
  • 費用を抑えたいけれど、どこを削ればいいか分からない

かかるお金は、2つ

年賀状の費用は、はがき代印刷代の2つに分かれます。 それ以外にかかるとすれば、自宅で印刷する場合のインク代くらいです。

はがき代は、枚数で決まります。 1枚の値段が決まっているので、枚数をかければ出ます。

印刷代は、どこでどう作るかで大きく変わります。 自宅で印刷するなら、はがき代とインク代だけです。 店頭や業者に頼むなら、その料金がかかります。

はがき代は計算で出る。
印刷代は、内訳を見ないと分からない。
テーブルの上の電卓と、無地のはがきの束
はがき代は、計算で出た。

はがき代:85円×枚数

日本郵便が2026年8月31日に発表した「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」によると、 2027年用年賀はがきの売価は、次のとおりです。

種類1枚の売価備考
無地 85円 手書き、または印刷を依頼するとき
無地(インクジェット紙) 85円 自宅のプリンターで印刷するとき
寄付金付絵入り 90円 1枚につき5円が寄付金
広告付 80円 地域限定

つまり、無地かインクジェット紙なら、85円×枚数がはがき代です。 30枚なら2,550円、50枚なら4,250円になります。

なお、インクジェット写真用の年賀はがきは、2027年用の券種にはありません。 自宅で写真入りにする場合は、インクジェット紙を使うことになります。

出典:日本郵便「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」(2026年8月31日発表)

印刷代の見方

印刷を店頭や業者に頼む場合、料金の見方を知っておくと比べやすくなります。 料金は、おおむね次の内訳になっています。

項目内容
基本料金 枚数に関係なくかかる。デザイン代や版代にあたるもの
1枚あたりの料金 枚数に比例してかかる。枚数が多いほど1枚の単価が下がることが多い
はがき代 印刷サービスがはがきを用意する場合、上の85円が加わる。持ち込みなら不要
オプション 宛名印刷、写真の補正、投函代行など。頼まなければかからない

同じ「1枚◯円」でも、基本料金が別か、はがき代を含むかで合計が変わります。 料金表を見るときは、「30枚出したら合計いくらか」を自分で足してみてください。 そのとき、はがきを持ち込むのか、用意してもらうのかも確認します。

料金そのものは、サービスや時期によって変わります。 必ず、頼む先の料金表で確認してください。

印刷代を比べるときに、見落としやすいこと

料金表を並べて比べるとき、見落としやすい点が3つあります。

ひとつは、割引の条件です。 「早期割引」「◯枚以上で割引」のように、時期や枚数で料金が変わることがあります。 比べるなら、自分が注文する時期と枚数での料金で比べます。

ふたつめは、送料や受け取り方です。 自宅に届けてもらうと送料がかかり、店頭で受け取ると無料、という場合があります。 はがき代と印刷代だけ見て、送料を忘れると合計がずれます。

みっつめは、宛名印刷が含まれるかです。 宛名を自分で書くなら不要ですが、頼むなら1枚ごとに料金が足されることがあります。 「印刷代」と書いてあっても、通信面だけの料金のことが多いです。

この3つを見たうえで、「自分の枚数で、いつ頼んで、どう受け取るか」の合計を出します。 数字そのものは、頼む先の料金表で確認してください。

自分で作るときの費用

自宅で印刷する場合、はがき代のほかにかかるのはインク代です。 年賀状は絵柄の面積が広いので、思ったよりインクを使います。

インクジェット紙のはがきを使えば、家庭用プリンターで印刷できます。 ただし、失敗して書き損じたはがきも85円です。 試し刷りは、普通紙で行ってから本番のはがきに印刷すると、無駄が出にくくなります。

なお、書き損じた年賀はがきは、郵便局で所定の手数料を払えば交換できます。 捨てずに取っておいてください。

費用を下げるなら、消していく順

年賀状の費用を抑えたいとき、削れるところは決まっています。 効く順に消していきます。

1

枚数を減らす

はがき代も印刷代も、枚数に比例します。「出さなくてよい相手」を見直すのが、いちばん効きます。

2

オプションを外す

宛名印刷や補正を頼まず、自分でできることは自分でします。

3

作り方を変える

印刷を頼んでいたなら、自宅印刷や店頭印刷に変えると印刷代が下がります。

4

はがきの種類を変える

寄付金付ではなく無地にする。差は1枚5円なので、ここは最後です。

最後の決め手は、枚数です。 作り方やオプションで迷うより、出す相手を10人減らすほうが、はっきり安くなります。 逆に言えば、枚数を減らせないなら、残りの工夫で下がる幅は限られます。

家庭用プリンターから出てきた無地のはがきを取る手元
自宅で刷ると決めた。

みさきの電卓

12月のはじめ、夫が電卓を出しました。 リストを数えると、ふたり合わせて34枚です。 「はがきが85円だから、2,890円か」と夫が言いました。

印刷を頼むかどうかで、話が止まりました。 料金表を見ると、基本料金と1枚あたりの料金が分かれていて、 34枚のときの合計を自分で足さないと分かりませんでした。

母に電話すると、母は毎年の自分の年賀状の話をしました。

湯のみを手に、電話で話す母
「①枚数を減らす、②自分で印刷する、③頼んで楽をする。どれにする?」 母さんは毎年、頼んでるわよ。楽だから。安くしたいなら枚数ね。でも、どれでもいいのよ。

わたしたちは、枚数はそのままにして、自宅で印刷することにしました。 理由は、プリンターが家にあったからです。 インク代を足しても、頼むより安く済みそうでした。

見積もりを出す手順

「いくらかかるか」を先に出しておくと、あとで驚きません。 5分で出せます。

1

枚数を確定する

出す相手の人数に、書き損じと返信用の予備を足します。

2

はがき代を出す

85円×枚数(無地・インクジェット紙の場合)。

3

作り方を決めて、印刷代を出す

自宅なら概算のインク代、店頭や依頼なら料金表で「その枚数の合計」を足します。

4

合計して、削るかを決める

高いと感じたら、上の「消していく順」で見直します。

枚数を決めてから、買う

はがきは、枚数が決まってから買ってください。 「とりあえず50枚」と買うと、余ったはがきは来年使えません。 年賀はがきは、その年用のものだからです。

余った年賀はがきは、郵便局で手数料を払って通常のはがきや切手に交換できます。 無駄にはなりませんが、手間はかかります。 最初から枚数を合わせておくのが、いちばん安く済みます。

はがきの販売期間は、2026年11月2日から2027年1月15日までです(同発表)。 足りなくなったら、1月に買い足せます。

刷り上がった一枚目を手に確かめるみさき
1枚目だけ、先に刷った。
はがき代は、85円かける枚数。
下げたいなら、枚数を見直す。

よくある質問

年賀はがきは1枚いくらですか。
2027年用は、無地・無地(インクジェット紙)が85円、寄付金付絵入りが90円です(日本郵便の2026年8月31日発表)。
印刷を頼むといくらかかりますか。
サービスと枚数によって変わります。基本料金と1枚あたりの料金を足し、はがき代が含まれるかを確認して、頼む先の料金表で合計を出してください。
自宅で印刷するのと、頼むのとでは、どちらが安いですか。
枚数が少なければ自宅、多ければ頼むほうが1枚あたりが下がる傾向があります。 プリンターがあるかどうかで、まず分かれます。
書き損じたはがきはどうなりますか。
郵便局で所定の手数料を払えば、通常のはがきや切手に交換できます。捨てないでください。
余ったはがきは来年使えますか。
年賀はがきはその年用なので、翌年の年賀状には使えません。郵便局で交換するか、通常のはがきとして使います。
ミリレター

はがきの代わりに

新年のあいさつを、LINEで送れる手紙にする方法もあります。

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※この記事は物語シリーズ「みさきの、はじめての年賀状」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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