友人の何人かとは、LINEでしかつながっていません。住所を知らないのです。 はがきを出すのか、LINEで済ませていいのか、決めかねていました。 この記事では、LINEで年賀の挨拶を送る無料の方法と、はがきとの使い分けをまとめます。
- LINEでの年賀の挨拶は、いまでは普通のこと。失礼ではない
- 無料で送るなら、トークにメッセージと画像を送るだけでいい
- はがきかLINEかは、相手ごとに消去法で分ける
- 住所を知らない友人に、年賀状を出せない
- LINEで年賀の挨拶をしていいのか、失礼にならないか不安
- 「LINE 年賀状 無料」と検索して、有料のものばかり出てくる
- はがきの人とLINEの人を、どう分ければいいか分からない
- 年が明けた瞬間に送るべきか、翌朝でいいのか迷う
LINEで年賀の挨拶は、いまでは普通のこと
まず、これだけは安心してください。 LINEで年賀の挨拶を送るのは、いまでは普通のことです。
日本郵便の発表(2027年用年賀はがきの発行概要、2026年8月31日)でも、 年始のあいさつは多様化し、SNSでのやりとりはごく普通の光景になった、と書かれています。 はがきを出す側の日本郵便がそう言っている以上、LINEを失礼だと考える必要はありません。
ただし、「誰にでもLINEでいい」わけではありません。 相手によって、はがきのほうが適していることがあります。 そこは、あとで分けます。
この相手にはどちらが合うかで考えます。
無料で送る方法
「LINE 年賀状 無料」と検索すると、有料の年賀状サービスがたくさん出てきます。 LINEを使ってはがきを印刷して届ける、というものです。 それはそれで便利ですが、無料ではありません。
無料で送る方法は、ひとつです。 トークに、年賀のメッセージと画像を送ることです。
文面を作る
「あけましておめでとう。今年もよろしくね」に、相手ごとの一言を足します。長くしすぎません。
画像を用意する(任意)
年賀のイラストや、ふたりの写真。なくても構いません。文面だけでも十分です。
相手ごとに送る
グループへの一斉送信ではなく、ひとりずつトークに送ります。一言を変えられるからです。
送る時間を決める
元日の朝か日中。深夜0時ちょうどは通知が集中するので避けます。
画像は、無料のイラスト素材や、自分で撮った写真で構いません。 LINEのトーク自体に費用はかかりません。 それ以上のことを求めなければ、無料で年賀の挨拶ができます。
はがきとLINEの使い分け
はがきとLINEには、それぞれ向いている相手があります。 違いを並べます。
はがきが向く相手
- 職場の上司、目上の方
- 親戚(とくに年配の方)
- 恩師、お世話になった方
- 住所を知っている、はがきをやりとりしてきた相手
- 結婚や引っ越しを正式に伝えたい相手
LINEが向く相手
- LINEでしかつながっていない友人
- 日常的にLINEでやりとりしている相手
- 住所を知らない、聞くほどでもない相手
- 相手もLINEで挨拶してくる相手
- 年賀状のやりとりをやめた相手
境目は、「その相手と、ふだんどうやって連絡しているか」です。 ふだんLINEなら、年賀もLINEで自然です。 ふだん会わず、年に一度はがきだけの相手は、はがきのほうが続きます。
相手ごとに消していく
はがきかLINEかを、相手ごとに決めていきます。 リストを前に、消去法で分けます。
住所を知らない相手を、LINEにする
はがきは出せません。ここで迷う必要はありません。
目上の方・親戚を、はがきにする
LINEでつながっていても、はがきのほうが無難です。
残りの友人を、ふだんの連絡手段で分ける
ふだんLINEならLINE。はがきをやりとりしてきたならはがき。
それでも迷う相手は、はがき
最後の決め手です。はがきを出して困ることはほとんどなく、LINEだけで済ませて後で気にすることはあります。
最後の決め手は「迷ったらはがき」です。 はがきを出して「LINEでよかったのに」と言われることは、まずありません。
気をつけたいこと
LINEは手軽なぶん、はがきにはない気をつけどころがあります。
一斉送信をしない
同じ文をグループや複数に一斉に送ると、宛てて書いた感じがなくなります。ひとりずつ送ります。
深夜0時に送らない
年が明けた瞬間は通知が集中します。相手が寝ていることもあります。元日の朝以降にします。
長文にしない
はがきと同じで、数行で十分です。近況は一行、あとは相手への一言。
既読や返信を気にしない
相手が返さなくても、それは失礼ではありません。こちらも急いで返す必要はありません。
写真の扱いに注意する
ふたりの写真を送るなら、相手が保存や転送をしても困らないものにします。
とくに一斉送信は避けてください。 受け取った側には、同じ文が他の人にも送られたことが分かります。 それなら、はがきの印刷のほうがまだ宛てて書いた感じが残ります。
送る時間と文面
送る時間は、元日の朝から日中が無難です。 相手の生活時間を考えて、早朝や深夜は避けます。
文面は、はがきと同じ要素で構いません。
- あいさつ(あけましておめでとうございます)
- 昨年のお礼か、近況を一行
- 相手への一言(会いたい、また連絡する、など)
- 今年もよろしく
結婚の報告をLINEで伝える場合は、 「昨年◯月に結婚しました。落ち着いたら会ってね」のように、事実と次の約束を一行ずつにします。 長くなるなら、報告は別の日に改めて送るほうが読みやすいです。
みさきの友人リスト
12月の中ごろ、年賀状のリストを見ながら、住所を知らない友人が5人いることに気づきました。 大学のサークルの友人で、LINEでは時々やりとりしています。 住所を聞くほどではないけれど、年賀の挨拶はしたい相手でした。
夫に相談すると、「LINEでいいんじゃない」とあっさり言われました。 わたしは、それで失礼にならないか、少し気になりました。
母に電話すると、母はLINEを始めたばかりでした。
5人には、元日の朝にLINEで送ることにしました。 ひとりずつ、一言だけ変えて。 はがきの相手とLINEの相手を分けたら、リストがすっきりしました。
はがきをもらったのに、LINEで返すとき
LINEで済ませるつもりだった相手から、はがきが届くこともあります。 そのときは、どう返せばいいでしょうか。
基本は、はがきにはがきで返します。 松の内のあいだなら年賀状で、過ぎていれば寒中見舞いで返します。 相手がはがきを選んだ以上、はがきで返すほうが揃います。
ただし、ふだんLINEでやりとりしている友人なら、 「年賀状ありがとう。こちらはLINEでごめんね」と一言添えてLINEで返しても、失礼ではありません。 相手との距離で決めて構いません。
迷った相手には、はがきを出す。
よくある質問
はがきの代わりに
新年のあいさつを、LINEで送れる手紙にする方法もあります。
※この記事は物語シリーズ「みさきの、はじめての年賀状」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
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※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
