引っ越しの報告をラインで送る文例|住所はどこまで書くか

ソファで、暗い画面のスマートフォンを手に文面を考えている女性
みさきの、新生活の手続き 第9話

友人に送る文面を書いて、住所のところで手が止まりました。 書いていいのかどうか、決められませんでした。 この記事では、引っ越しの報告をラインで送るときの文例と、住所の扱いをまとめます。

この記事の要点
  1. 文例は「◯月に引っ越しました。前より少し駅に近くなりました。」
  2. 住所は、最初の一報に書かない。聞かれてから個別に送る
  3. 前の住所を知っている人にだけは、こちらから送る
こんなこと、ありませんか
  • 住所を書くかどうか決められない
  • 誰に送るか、線が引けていない
  • グループで送っていいのか迷う
  • 前の家に郵便が届いてしまわないか気になる
  • はがきを出すほどでもない気がしている

住所は、聞かれてから送る

引っ越しの報告をラインで送るとき、最初から住所を書かなくて構いません。

画面は人に見せられることがありますし、転送されることもあります。 相手に悪気がなくても、別の人の目に入ることがあります。

「近くに来たら教えて」と返ってきたときに送れば、それで足ります。 聞かれて送るときも、郵便番号・住所・部屋番号だけで十分です。 名前は相手が知っているので、書かなくて構いません。 電話番号が変わっていなければ、それも書かなくて済みます。

テーブルに置かれた無地のはがきの束と、ペン

そのまま使える文例

引っ越しの報告を友達に送るなら、3行で十分です。 引っ越した月と、どう変わったかと、これから。この3つで足ります。

相手文例
近い友人 「◯月に引っ越しました。前より少し駅に近くなりました。落ち着いたら遊びに来てね。」
ときどき会う人 「ごぶさたしています。◯月に引っ越しました。元気にしています。」
グループ 「◯月に引っ越しました。住所は必要な方に個別で送ります。」

地名は、市区町村までで足ります。番地まで書く必要はありません。 「前より少し駅に近くなりました」のように、暮らしがどう変わったかを一言添えると、 住所を書かなくても近況として伝わります。

新しい家の話は、書き始めない

間取り、家賃、決め手。書き始めると長くなります。

長い文は、相手が返事に困ります。 聞かれてから話せば足ります。3行で止めてください。 最後を質問で終えないようにすると、相手はスタンプ1つで返せます。

前の住所を知っている人には、こちらから送る

ここだけは、聞かれるのを待たないでください。

年賀状のやりとりがある人、ものを送り合う人、贈りものを返し合う人。 知らせないと、前の家に届いてしまいます。 この回でいちばん実害が出るのが、ここです。

郵便の転送を申し込んでいても、期間が終われば届かなくなります。 転送は、直すまでの猶予です。 相手の側の住所を直してもらうまでが、ひと区切りだと考えてください。

誰に送るか、先に決める

文面より先に、相手を決めるほうが早く終わります。

1

ふだん連絡を取っている人

ここだけで足ります。

2

前の住所を知っている人

住所まで送ります。忘れがちなのはこちらです。

3

それ以外

急ぎません。会ったときで構いません。

連絡先に残っているだけの人には、知らせなくて構いません。 事情があって知らせたくない相手も、「引っ越しました」だけ伝えて住所は送らない形で構いません。

知らせる範囲の決め方

迷ったら、1つだけ自分に聞いてください。

「この人から、ものが届くことがあるか」。 あるなら住所まで。ないなら、引っ越したことだけ。 これで線が引けます。

グループで送るとき

共通の友人が多い輪なら、グループで構いません。

ただし、住所は書かないでください。見ている人の数が分からないためです。 「必要な方には個別で送ります」と添えておけば、角が立ちません。 住所まで伝えたい相手が数人なら、その人たちだけの輪を作るか、個別で送ってください。

近い友人がグループで先に知ると、気まずくなることがあります。 個別が先、グループがあと。順番はこれだけ守れば足ります。

写り込みで場所が分かる

写真を付けるなら、窓の外が写っていないものを選んでください。

建物、看板、表札、宅配の伝票。ベランダから見える景色も、場所の手がかりになります。 写真そのものより、背景のほうが場所を教えてしまうことがあります。 送る前に、隅まで一度見てください。

前の住所で登録しているもの

友人への連絡より、こちらのほうが実害があります。

1

通販の届け先

次に注文する前に直します。

2

定期的に届くもの

止まるか、前の家に届きます。

3

保険や銀行

大事な書類が前の家に行きます。

郵便の転送には期限があるので、頼りきらないでください。

はがきで出す相手

年配の親戚や、長く付き合いのある人には、はがきのほうが伝わります。 メッセージを使っていない相手もいますし、手元に残る形のほうが安心されます。

1

はがき

年配の親戚、恩師。住所を書いても問題になりません。

2

メッセージ

友人、同年代のいとこ。

3

出さない

連絡先が残っているだけの人。急ぎません。

全員に同じ方法でなくて構いません。 引っ越した直後は片づけで手いっぱいになるので、1か月後でも遅くありません。 落ち着いてからまとめて書くほうが、途中で止まらずに済みます。

はがきをそろえている女性の手元(文字は書かれていない)

年賀状の時期なら

年末が近いなら、年賀状にまとめるという道があります。

松の内を過ぎていれば寒中見舞いという形もあります。 書き方と時期は、第2弾(年賀状編)にまとめています。

職場の人には送らない

職場は、届け出で伝わります。個別に送らなくても、会社から届くものは新しい住所に変わります。

個別のメッセージは要りません。 親しい同僚がいるなら、会ったときに一言で足ります。 住所を個別に送る必要もありません。会社から届くものは、届け出のほうで新しい住所に変わります。 個別に送らなくても、会社から届くものは新しい住所に変わります。

返事は、来なくていい

送ったあと、返事が来ないことがあります。

引っ越しの報告は、返事を必要とする連絡ではありません。 送った時点で、伝わっています。

「遊びに来てね」を入れるか

入れなくて構いません。

入れると、相手は日程を考え始めます。 まだ片づいていないなら、落ち着いてからのほうが、お互い気楽です。 招くのは、招きたくなってからで構いません。 報告と、招くことは別のものだと考えておくと、文面が短くなります。

みさきの1月

友人に送る文面を書きました。

「◯月に引っ越しました」のあとに、住所を書きかけて、やめました。 転送されるかもしれない、と思ったからです。

グループには、住所を書かずに送りました。 3人から「どこ?」と返ってきたので、その人たちにだけ個別で送りました。

そのあとで、年賀状をやりとりしている伯母のことを思い出しました。 あの人には、こちらから送らないと届かない。はがきを1枚書きました。

母に話すと、こう言われました。

窓辺で、カーテンを少し開けて外を見ている女性
「①最初から住所を書く、②聞かれてから送る、③はがきで出す。どれにする?」 住所を知らせる相手は、ものを送り合う人だけで足りるのよ。どれでもいいのよ。

聞かれた3人と、伯母の1枚。それでちょうどよかったと思いました。

まちの郵便ポストの前に立つ女性(表示の文字は見えない)
住所は、聞かれてから送る。
ただし、前の住所を知っている人にだけは、こちらから。

よくある質問

住所は書いたほうがいいですか。
最初の一報には書かなくて構いません。聞かれてから個別に送れば足ります。
前の家に郵便が届いてしまいませんか。
年賀状やものを送り合う相手には、こちらから住所を送ってください。転送には期限があります。
グループで送っても失礼になりませんか。
なりません。ただし住所は書かず、「必要な方には個別で」と添えてください。
写真を付けてもいいですか。
構いませんが、窓の外や看板が写っていないものを選んでください。
はがきとメッセージ、どちらがいいですか。
年配の親戚や恩師にははがきが向きます。友人はメッセージで足ります。
知らせは

引っ越しのお知らせを、1枚にして送る

新しい住所を、職場に、友人に、遠くの親戚に。

はがきを出すほどではないけれど、きちんと伝えたいときに。

写真付き手紙:デジタル版を見る
その先に

写真とことばは、ふたりのページに

新しい家で撮った写真とことばを、1つのページにまとめておけます。

アルバム:デジタル版を見る

※この記事は物語シリーズ「みさきの、新生活の手続き」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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