友人に送る文面を書いて、住所のところで手が止まりました。 書いていいのかどうか、決められませんでした。 この記事では、引っ越しの報告をラインで送るときの文例と、住所の扱いをまとめます。
- 文例は「◯月に引っ越しました。前より少し駅に近くなりました。」
- 住所は、最初の一報に書かない。聞かれてから個別に送る
- 前の住所を知っている人にだけは、こちらから送る
- 住所を書くかどうか決められない
- 誰に送るか、線が引けていない
- グループで送っていいのか迷う
- 前の家に郵便が届いてしまわないか気になる
- はがきを出すほどでもない気がしている
住所は、聞かれてから送る
引っ越しの報告をラインで送るとき、最初から住所を書かなくて構いません。
画面は人に見せられることがありますし、転送されることもあります。 相手に悪気がなくても、別の人の目に入ることがあります。
「近くに来たら教えて」と返ってきたときに送れば、それで足ります。 聞かれて送るときも、郵便番号・住所・部屋番号だけで十分です。 名前は相手が知っているので、書かなくて構いません。 電話番号が変わっていなければ、それも書かなくて済みます。
そのまま使える文例
引っ越しの報告を友達に送るなら、3行で十分です。 引っ越した月と、どう変わったかと、これから。この3つで足ります。
| 相手 | 文例 |
|---|---|
| 近い友人 | 「◯月に引っ越しました。前より少し駅に近くなりました。落ち着いたら遊びに来てね。」 |
| ときどき会う人 | 「ごぶさたしています。◯月に引っ越しました。元気にしています。」 |
| グループ | 「◯月に引っ越しました。住所は必要な方に個別で送ります。」 |
地名は、市区町村までで足ります。番地まで書く必要はありません。 「前より少し駅に近くなりました」のように、暮らしがどう変わったかを一言添えると、 住所を書かなくても近況として伝わります。
新しい家の話は、書き始めない
間取り、家賃、決め手。書き始めると長くなります。
長い文は、相手が返事に困ります。 聞かれてから話せば足ります。3行で止めてください。 最後を質問で終えないようにすると、相手はスタンプ1つで返せます。
前の住所を知っている人には、こちらから送る
ここだけは、聞かれるのを待たないでください。
年賀状のやりとりがある人、ものを送り合う人、贈りものを返し合う人。 知らせないと、前の家に届いてしまいます。 この回でいちばん実害が出るのが、ここです。
郵便の転送を申し込んでいても、期間が終われば届かなくなります。 転送は、直すまでの猶予です。 相手の側の住所を直してもらうまでが、ひと区切りだと考えてください。
誰に送るか、先に決める
文面より先に、相手を決めるほうが早く終わります。
ふだん連絡を取っている人
ここだけで足ります。
前の住所を知っている人
住所まで送ります。忘れがちなのはこちらです。
それ以外
急ぎません。会ったときで構いません。
連絡先に残っているだけの人には、知らせなくて構いません。 事情があって知らせたくない相手も、「引っ越しました」だけ伝えて住所は送らない形で構いません。
知らせる範囲の決め方
迷ったら、1つだけ自分に聞いてください。
「この人から、ものが届くことがあるか」。 あるなら住所まで。ないなら、引っ越したことだけ。 これで線が引けます。
グループで送るとき
共通の友人が多い輪なら、グループで構いません。
ただし、住所は書かないでください。見ている人の数が分からないためです。 「必要な方には個別で送ります」と添えておけば、角が立ちません。 住所まで伝えたい相手が数人なら、その人たちだけの輪を作るか、個別で送ってください。
近い友人がグループで先に知ると、気まずくなることがあります。 個別が先、グループがあと。順番はこれだけ守れば足ります。
写り込みで場所が分かる
写真を付けるなら、窓の外が写っていないものを選んでください。
建物、看板、表札、宅配の伝票。ベランダから見える景色も、場所の手がかりになります。 写真そのものより、背景のほうが場所を教えてしまうことがあります。 送る前に、隅まで一度見てください。
前の住所で登録しているもの
友人への連絡より、こちらのほうが実害があります。
通販の届け先
次に注文する前に直します。
定期的に届くもの
止まるか、前の家に届きます。
保険や銀行
大事な書類が前の家に行きます。
郵便の転送には期限があるので、頼りきらないでください。
はがきで出す相手
年配の親戚や、長く付き合いのある人には、はがきのほうが伝わります。 メッセージを使っていない相手もいますし、手元に残る形のほうが安心されます。
はがき
年配の親戚、恩師。住所を書いても問題になりません。
メッセージ
友人、同年代のいとこ。
出さない
連絡先が残っているだけの人。急ぎません。
全員に同じ方法でなくて構いません。 引っ越した直後は片づけで手いっぱいになるので、1か月後でも遅くありません。 落ち着いてからまとめて書くほうが、途中で止まらずに済みます。
年賀状の時期なら
年末が近いなら、年賀状にまとめるという道があります。
松の内を過ぎていれば寒中見舞いという形もあります。 書き方と時期は、第2弾(年賀状編)にまとめています。
職場の人には送らない
職場は、届け出で伝わります。個別に送らなくても、会社から届くものは新しい住所に変わります。
個別のメッセージは要りません。 親しい同僚がいるなら、会ったときに一言で足ります。 住所を個別に送る必要もありません。会社から届くものは、届け出のほうで新しい住所に変わります。 個別に送らなくても、会社から届くものは新しい住所に変わります。
返事は、来なくていい
送ったあと、返事が来ないことがあります。
引っ越しの報告は、返事を必要とする連絡ではありません。 送った時点で、伝わっています。
「遊びに来てね」を入れるか
入れなくて構いません。
入れると、相手は日程を考え始めます。 まだ片づいていないなら、落ち着いてからのほうが、お互い気楽です。 招くのは、招きたくなってからで構いません。 報告と、招くことは別のものだと考えておくと、文面が短くなります。
みさきの1月
友人に送る文面を書きました。
「◯月に引っ越しました」のあとに、住所を書きかけて、やめました。 転送されるかもしれない、と思ったからです。
グループには、住所を書かずに送りました。 3人から「どこ?」と返ってきたので、その人たちにだけ個別で送りました。
そのあとで、年賀状をやりとりしている伯母のことを思い出しました。 あの人には、こちらから送らないと届かない。はがきを1枚書きました。
母に話すと、こう言われました。
聞かれた3人と、伯母の1枚。それでちょうどよかったと思いました。
ただし、前の住所を知っている人にだけは、こちらから。
よくある質問
引っ越しのお知らせを、1枚にして送る
新しい住所を、職場に、友人に、遠くの親戚に。
はがきを出すほどではないけれど、きちんと伝えたいときに。
写真とことばは、ふたりのページに
新しい家で撮った写真とことばを、1つのページにまとめておけます。
※この記事は物語シリーズ「みさきの、新生活の手続き」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
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※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
