松の内が明けてから、友人からLINEで「あけましておめでとう、遅くなってごめん」と届きました。 はがきを出すほどの相手ではなく、でも返さないのも落ち着きません。 この記事では、寒中見舞いをLINEで送っていいのか、無料で送る方法と文例、はがきとの使い分けをまとめます。
- 相手がLINEで挨拶をくれたなら、LINEで返して失礼ではない
- 無料で送るなら、トークにメッセージと画像を送るだけでいい
- はがきで届いた相手には、はがきで返すのが揃う
- LINEで寒中見舞いを送るのは、軽すぎないか不安
- 「LINE 寒中見舞い 無料」で検索して、有料のものばかり出てくる
- 動画や画像を送るべきか、文字だけでいいのか迷う
- はがきをくれた相手にLINEで返していいか分からない
- 「あけましておめでとう」と返していいのか、時期が分からない
LINEで寒中見舞いを送るのは、失礼ではない
先に答えを書きます。 相手がLINEで年賀の挨拶をくれたなら、LINEで寒中見舞いを返して失礼ではありません。
寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前までの、季節の挨拶です。 はがきで出すのが本来の形ですが、大切なのは「相手を気づかう挨拶をする」ことで、手段ではありません。 ふだんの連絡がLINEの相手に、その時期の挨拶をLINEで送るのは、自然なことです。
ただし、相手がはがきで年賀状をくれた場合は、はがきで返すほうが揃います。 相手が選んだ手段に合わせる、というのが基本です。
相手がはがきなら、はがきで。
無料で送る方法
「寒中見舞い LINE 無料」で検索すると、LINEからはがきを印刷して送るサービスや、有料のスタンプ、動画のテンプレートが出てきます。 どれも便利ですが、無料ではないものが多いです。
無料で送る方法は、トークにメッセージと画像を送ることです。 それ以上のものは要りません。
文面を書く
「寒中お見舞い申し上げます」で始め、お礼か気づかい、近況を一行、結び。4〜5行です。
画像を添える(任意)
冬らしい写真(自分で撮った雪や花、あたたかい飲み物など)を1枚。なくても構いません。
ひとりずつ送る
グループへの一斉送信は避けます。一言を相手ごとに変えられるからです。
日中に送る
相手の生活時間を考えて、朝か日中に。深夜は避けます。
動画は、必須ではありません。 送るなら短いもので、相手が通信量を気にしなくて済む長さにします。 文字だけの寒中見舞いで、失礼になることはありません。
そのまま使える文例
LINEは、はがきより短くて構いません。 画面で読むので、3〜5行が読みやすいです。
遅れて年賀の挨拶をくれた友人へ
年始の挨拶ありがとう。こちらこそ遅くなってごめんね。
今年は落ち着いたら、どこかで会えると嬉しいです。
まだ寒いから、体に気をつけてね。
結婚の報告を添えるとき
年始のメッセージありがとう。
実は昨年の秋に結婚して、ふたりで新しい年を迎えました。
落ち着いたら、ぜひ遊びに来てください。
寒い日が続くので、あたたかくして過ごしてね。
相手が喪中のとき
ご服喪中と伺い、年始の挨拶を控えていました。
遅くなりましたが、心よりお悔やみ申し上げます。
寒さが続くので、どうか無理をせず、お体を大切に。
「あけましておめでとう」は使いません。 松の内が明けているので、年賀ではなく寒中見舞いの挨拶にします。
はがきとLINEの使い分け
相手ごとに、どちらで返すかを分けます。 消去法で、LINEでよい相手を決めていきます。
はがきで返す相手
- はがきで年賀状をくれた相手
- 目上の方、親戚(年配の方)
- 恩師、お世話になった方
- 住所を知っていて、はがきをやりとりしてきた相手
- 喪中の相手(はがきのほうが丁寧に伝わる)
LINEで返してよい相手
- LINEで年賀の挨拶をくれた相手
- ふだんの連絡がLINEの友人
- 住所を知らない、聞くほどでもない相手
- 相手もLINEの返事を期待していそうな相手
境目は「相手が何で送ってきたか」です。 はがきで届いたのにLINEで返すときは、「年賀状ありがとう。LINEでごめんね」と一言添えれば、失礼にはなりません。
気をつけたいこと
LINEは手軽なぶん、はがきにはない注意があります。
一斉送信をしない
同じ文を複数に送ると、受け取った側に分かります。ひとりずつ、一言を変えて送ります。
深夜に送らない
寒中見舞いは急ぎではありません。朝か日中に送ります。
賀詞を使わない
「あけましておめでとう」「謹賀新年」は年賀の言葉です。松の内が明けたら使いません。
既読や返信を気にしない
相手が返さなくても、それは失礼ではありません。こちらも急いで返す必要はありません。
動画やスタンプに頼らない
送るなら添えるだけ。文面がなく動画だけ、というのは避けます。
みさきの返信
1月10日の朝、大学のサークルの友人からLINEが届きました。 「あけましておめでとう。遅くなってごめん、今年もよろしく」。 住所は知らない相手で、去年もLINEで挨拶をしていました。
はがきを出すほどの間柄ではないけれど、「おめでとう」と返すには松の内を過ぎています。 何と返せばいいのか、少し止まりました。
母に電話すると、母はLINEを覚えたばかりでした。
わたしは、LINEで返しました。 「寒中お見舞い申し上げます。年始の挨拶ありがとう。今年こそ会おうね」の3行に、窓から撮った雪の写真を1枚添えました。 友人からは、すぐに「寒中見舞いって初めてもらった」と返事が来ました。
送るタイミングと、期間
LINEなら、はがきと違って届くまでの日数がありません。 その分、送る時期は寒中見舞いの期間の中で自由に選べます。
期間は、はがきと同じで、松の内が明けてから立春の前までです。 一般に1月8日ごろから2月はじめまで。 相手から遅れて年賀の挨拶が来たなら、それに返す形で、その日のうちに送って構いません。
時間帯は、朝から日中が無難です。 「寒中見舞い」という言葉があるだけで、深夜に届いた挨拶も丁寧には見えますが、 通知で相手を起こしてしまう可能性は避けます。
立春を過ぎてしまったら、書き出しを「余寒お見舞い申し上げます」に変えれば、同じように送れます。
動画や画像を送るときの注意
画像や動画を添えるなら、次の点に気をつけます。
- 自分で撮った写真が無難です。誰かの作った画像を使うときは、使ってよいものか確認します
- 相手が保存や転送をしても困らないものにします(ふたりの写真なら、とくに)
- 動画は短く。相手が外出先で開くこともあります
- 画像だけ送って文面がない、という形にはしません。文面が寒中見舞いです
画像はあくまで添えるものです。 文面があれば、画像はなくても寒中見舞いとして成立します。
無料で足りる。文面があればいい。
よくある質問
はがきの代わりに
新年のあいさつを、LINEで送れる手紙にする方法もあります。
写真とことばは、家族のページに
撮った写真とそのときのことばを、1つのページにまとめておけます。
公開の期限はありません。
※この記事は物語シリーズ「みさきの、はじめての年賀状」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
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※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
