彼に妹がいると聞いて、呼ぶべきか迷いました。 うちには弟がいます。人数が揃わないのも気になります。 この記事では、参加する範囲の決め方をまとめます。
- 参加する範囲に決まりはない。両親のみが最も多い
- 人数は両家で揃わなくてよい。揃えるための無理は不要
- 迷ったら同居しているかどうかで線を引く
- 相手に兄弟がいると聞いて、呼ぶべきか迷っている
- 人数が両家で揃わないのが気になる
- 祖父母を呼ぶかどうか判断がつかない
- 小さい子どもがいる家庭で、連れてくるか聞きにくい
- 呼ばなかった人に、あとで何と言えばいいか分からない
参加する範囲に、決まりはありません
顔合わせは儀式ではないので、 誰が出席すべきという規定は存在しません。
実際に多いのは、次の順です。
本人と両親のみ
6人。話しやすく、席次も費用も分かりやすい。迷ったらこの形で問題ありません。
同居している家族まで
未婚の兄弟姉妹が同居していれば加える形。家として自然な単位になります。
祖父母も含める
同居している、または本人と特に親しい場合。体調と移動の負担を先に確認します。
逆に、独立して別に暮らしている兄弟や、 すでに結婚している兄弟を呼ぶケースは多くありません。 呼ばれないことを不満に思う人も、あまりいません。
決められないときは、消していく
「誰を呼ぶか」で考えると、候補が広がって決まりません。 「呼ばない人」から決めるほうが早いです。
三親等より遠い人を消す
おじ・おば・いとこは、顔合わせの範囲外です。 ここでほとんどが消えます。 親族への紹介は、結婚式や後日の集まりで行います。
別世帯の人を消す
独立して暮らしている兄弟、すでに結婚している兄弟。 「同居しているか」で線を引くと、 説明もしやすくなります。
移動が負担になる人を消す
高齢の祖父母、遠方に住む家族、体調に不安のある方。 来られるかではなく、来て疲れないかで判断します。
本人が会いたくない人を消す
家庭の事情は家庭ごとに違います。 理由を相手に説明する必要はありません。 「今回は両親だけで」で十分です。
揃えるために誰かを呼ぶ必要はありません。
人数が両家で揃わないとき
これを気にされる方は多いのですが、 実際に問題になることはほとんどありません。
片方が4人、もう片方が2人。よくあることです。 家族構成が違うのだから、当然のことです。
気をつけるのは、人数ではなく会話の偏りです。 人数の多い家ばかりが話していると、 少ない側が置いていかれた感じになります。
これは席次で調整できます。 両家を交互に座らせるのではなく、 向かい合わせにしたうえで、 本人たちが真ん中に入って橋渡しをする形が動かしやすいです。
呼ばなかった人への伝え方
ここが実は、いちばん気を遣うところです。
兄弟を呼ばなかった場合、本人から一言あるとよいです。 事後ではなく、事前に。
この一言があるかないかで、受け取り方が変わります。
知らないうちに終わっていた、という形になると、 「自分は数に入っていなかった」という感覚が残ります。 呼ばないことより、伝えないことのほうが響きます。
祖父母についても同じです。 「体調のこともあるから、今回は控えてもらった」と、 本人の口から伝えておいてください。
子どもを連れてくる場合
すでに結婚している兄弟が参加し、 小さい子どもを連れてくることがあります。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 店が子ども連れに 対応しているか |
個室でも、子ども用の椅子や食器がない店があります。予約時に伝えます |
| 食事の内容 | コース料理だと食べられないことがあります。別メニューの可否を確認します |
| 時間帯 | 昼寝の時間と重なると、途中で機嫌が悪くなります。午前寄りが無難です |
| 途中退席の可否 | ぐずったときに出やすい席を用意しておくと、親が気を遣わずに済みます |
子どもがいると場が和む、というのは本当です。 ただし連れてくる側の親は、ずっと気を張っています。 こちらから「大丈夫ですよ」と先に言っておくだけで、負担が減ります。
席次の考え方
人数が決まったら、次は並び方です。 厳密な決まりはありませんが、目安はあります。
| 位置 | 座る人 |
|---|---|
| 上座 (入口から遠い) |
それぞれの父親。父がいない場合は母、または最年長の方 |
| 中央 | 本人ふたり。両家の橋渡しをする位置です |
| 下座 (入口に近い) |
兄弟姉妹、子ども連れの家族。出入りしやすい位置になります |
両家は向かい合わせに座るのが一般的です。 交互に混ぜて座らせる形もありますが、 初対面の相手に挟まれると、かえって話しにくくなります。
本人ふたりが中央に入るのが肝心です。 会話が途切れたときに、両側へ振ることができます。 端に座ってしまうと、この役ができません。
なお、これらはすべて目安です。 年配の方が入口に近いほうが楽な場合もありますし、 体調によっては別の配慮が要ります。 形式より、その日いちばん疲れる人を基準に考えてください。
みさきの家の場合
みさきには弟がいて、彼には妹がいました。 数だけ見れば、ちょうど釣り合います。
だからこそ迷いました。 両方呼べば揃う。片方だけだと揃わない。 そう考えているうちに、弟本人から言われました。
「俺、行かなくていいよね」
言い方は軽いものでした。断るというより、 確認しているような口調です。
みさきは少し驚いて、それから納得しました。 弟にしてみれば、初対面の家族と2時間半、 何を話せばいいのか分からない場です。
彼の妹も、同じ理由で来ないことになりました。 結果、両家とも両親だけの6人になりました。 揃えようとして考えていたことが、勝手に揃ったのです。
当日、弟には写真を送りました。 「思ったより普通だったね」と返ってきました。
呼ばなかったことを、弟は気にしていませんでした。 気にしていたのは、こちらだけだったのです。 人数を揃えることに使った時間を、 もっと別のことに回せばよかったと、あとから思いました。
呼ばない人に伝えるほうが大事。
よくある質問
顔合わせが終わると、次は報告です
職場に、友人に、遠くの親戚に。はがきを出すほどではないけれど、 きちんと伝えたい。そんなときの選択肢を、ひとつ用意しています。
顔合わせの写真と、その日のことばを両家に
そろって撮った1枚と、交わした言葉を、1つのページにまとめておけます。 写真を送っていただくだけで、こちらでお作りします。公開の期限はありません。
※この記事は物語シリーズ「みさきの結婚準備」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
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※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
参加する範囲の考え方は、地域・家庭によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
