両家顔合わせに兄弟は呼ぶ?参加する範囲の決め方

第8話 両家顔合わせに兄弟は呼ぶ?|みさきの結婚準備
みさきの結婚準備 第8話

彼に妹がいると聞いて、呼ぶべきか迷いました。 うちには弟がいます。人数が揃わないのも気になります。 この記事では、参加する範囲の決め方をまとめます。

この記事の要点
  1. 参加する範囲に決まりはない。両親のみが最も多い
  2. 人数は両家で揃わなくてよい。揃えるための無理は不要
  3. 迷ったら同居しているかどうかで線を引く
こんなこと、ありませんか
  • 相手に兄弟がいると聞いて、呼ぶべきか迷っている
  • 人数が両家で揃わないのが気になる
  • 祖父母を呼ぶかどうか判断がつかない
  • 小さい子どもがいる家庭で、連れてくるか聞きにくい
  • 呼ばなかった人に、あとで何と言えばいいか分からない

参加する範囲に、決まりはありません

顔合わせは儀式ではないので、 誰が出席すべきという規定は存在しません。

実際に多いのは、次の順です。

最も多い

本人と両親のみ

6人。話しやすく、席次も費用も分かりやすい。迷ったらこの形で問題ありません。

次に多い

同居している家族まで

未婚の兄弟姉妹が同居していれば加える形。家として自然な単位になります。

場合による

祖父母も含める

同居している、または本人と特に親しい場合。体調と移動の負担を先に確認します。

逆に、独立して別に暮らしている兄弟や、 すでに結婚している兄弟を呼ぶケースは多くありません。 呼ばれないことを不満に思う人も、あまりいません。

家族構成を書き出したメモ
書き出してみると、迷っているのは1人だけだった。

決められないときは、消していく

「誰を呼ぶか」で考えると、候補が広がって決まりません。 「呼ばない人」から決めるほうが早いです。

1

三親等より遠い人を消す

おじ・おば・いとこは、顔合わせの範囲外です。 ここでほとんどが消えます。 親族への紹介は、結婚式や後日の集まりで行います。

2

別世帯の人を消す

独立して暮らしている兄弟、すでに結婚している兄弟。 「同居しているか」で線を引くと、 説明もしやすくなります。

3

移動が負担になる人を消す

高齢の祖父母、遠方に住む家族、体調に不安のある方。 来られるかではなく、来て疲れないかで判断します。

4

本人が会いたくない人を消す

家庭の事情は家庭ごとに違います。 理由を相手に説明する必要はありません。 「今回は両親だけで」で十分です。

残った人が両家で違っていても構いません。
揃えるために誰かを呼ぶ必要はありません。

人数が両家で揃わないとき

これを気にされる方は多いのですが、 実際に問題になることはほとんどありません。

片方が4人、もう片方が2人。よくあることです。 家族構成が違うのだから、当然のことです。

気をつけるのは、人数ではなく会話の偏りです。 人数の多い家ばかりが話していると、 少ない側が置いていかれた感じになります。

これは席次で調整できます。 両家を交互に座らせるのではなく、 向かい合わせにしたうえで、 本人たちが真ん中に入って橋渡しをする形が動かしやすいです。

指を折りながら人数を数える母
「①両親だけ、②同居している家族まで、③兄弟姉妹は全員。どれにする?」 母さんのときは、なぜか祖母まで来たのよ。誰が呼んだのか分からないままだったわ。どれでもいいのよ。

呼ばなかった人への伝え方

ここが実は、いちばん気を遣うところです。

兄弟を呼ばなかった場合、本人から一言あるとよいです。 事後ではなく、事前に。

「今回は親だけでやることにしたから」
この一言があるかないかで、受け取り方が変わります。

知らないうちに終わっていた、という形になると、 「自分は数に入っていなかった」という感覚が残ります。 呼ばないことより、伝えないことのほうが響きます。

祖父母についても同じです。 「体調のこともあるから、今回は控えてもらった」と、 本人の口から伝えておいてください。

子どもを連れてくる場合

すでに結婚している兄弟が参加し、 小さい子どもを連れてくることがあります。

確認すること理由
店が子ども連れに
対応しているか
個室でも、子ども用の椅子や食器がない店があります。予約時に伝えます
食事の内容 コース料理だと食べられないことがあります。別メニューの可否を確認します
時間帯 昼寝の時間と重なると、途中で機嫌が悪くなります。午前寄りが無難です
途中退席の可否 ぐずったときに出やすい席を用意しておくと、親が気を遣わずに済みます

子どもがいると場が和む、というのは本当です。 ただし連れてくる側の親は、ずっと気を張っています。 こちらから「大丈夫ですよ」と先に言っておくだけで、負担が減ります。

席次を書いた紙
人数が違っても、並べ方でどうにかなる。

席次の考え方

人数が決まったら、次は並び方です。 厳密な決まりはありませんが、目安はあります。

位置座る人
上座
(入口から遠い)
それぞれの父親。父がいない場合は母、または最年長の方
中央 本人ふたり。両家の橋渡しをする位置です
下座
(入口に近い)
兄弟姉妹、子ども連れの家族。出入りしやすい位置になります

両家は向かい合わせに座るのが一般的です。 交互に混ぜて座らせる形もありますが、 初対面の相手に挟まれると、かえって話しにくくなります。

本人ふたりが中央に入るのが肝心です。 会話が途切れたときに、両側へ振ることができます。 端に座ってしまうと、この役ができません。

なお、これらはすべて目安です。 年配の方が入口に近いほうが楽な場合もありますし、 体調によっては別の配慮が要ります。 形式より、その日いちばん疲れる人を基準に考えてください。

みさきの家の場合

みさきには弟がいて、彼には妹がいました。 数だけ見れば、ちょうど釣り合います。

だからこそ迷いました。 両方呼べば揃う。片方だけだと揃わない。 そう考えているうちに、弟本人から言われました。

「俺、行かなくていいよね」

言い方は軽いものでした。断るというより、 確認しているような口調です。

みさきは少し驚いて、それから納得しました。 弟にしてみれば、初対面の家族と2時間半、 何を話せばいいのか分からない場です。

彼の妹も、同じ理由で来ないことになりました。 結果、両家とも両親だけの6人になりました。 揃えようとして考えていたことが、勝手に揃ったのです。

当日、弟には写真を送りました。 「思ったより普通だったね」と返ってきました。

呼ばなかったことを、弟は気にしていませんでした。 気にしていたのは、こちらだけだったのです。 人数を揃えることに使った時間を、 もっと別のことに回せばよかったと、あとから思いました。

6人分の席が決まった紙
揃えようとしなくても、揃うことがある。
呼ぶ人を決めるより、
呼ばない人に伝えるほうが大事。

よくある質問

片方だけ兄弟がいる場合、どうすればよいですか。
そのままで構いません。 家族構成が違うのは当然のことです。 人数を揃えるために誰かを呼ぶと、 その人が「数合わせで呼ばれた」と感じることがあります。 それぞれの家が、自然な単位で参加すれば十分です。
小さい子どもは連れて行ってもよいですか。
問題ありませんが、店への事前確認が必要です。 子ども用の椅子や食器、別メニューの可否を伝えておきます。 時間帯は昼寝と重ならないよう、午前寄りが無難です。 途中で退席しやすい席にしておくと、連れてくる側が楽になります。
義理の家族(兄弟の配偶者)は呼ぶべきですか。
呼ばないことが多いようです。 顔合わせは「これから親戚になる両家」の場なので、 すでに他家に入った方や、他家から来た方までは 通常含めません。結婚式で紹介する形が自然です。
欠席する人が出たら、どうすればよいですか。
日程を組み直すか、そのまま進めるかの二択です。 両親のどちらかが欠ける場合は、組み直しを検討してください。 兄弟や祖父母であれば、そのまま進めて構いません。 欠席した方には、後日写真を送ると気持ちが伝わります。
兄弟を呼ばなかったら、後で気まずくなりませんか。
事前に一言伝えておけば、まず問題になりません。 「今回は親だけでやることにした」で十分です。 知らないうちに終わっていた、という形になると、 呼ばれなかったこと以上に、伝えられなかったことが残ります。
この先のこと

顔合わせが終わると、次は報告です

職場に、友人に、遠くの親戚に。はがきを出すほどではないけれど、 きちんと伝えたい。そんなときの選択肢を、ひとつ用意しています。

写真付き手紙:デジタル版を見る
その先に

顔合わせの写真と、その日のことばを両家に

そろって撮った1枚と、交わした言葉を、1つのページにまとめておけます。 写真を送っていただくだけで、こちらでお作りします。公開の期限はありません。

アルバム:デジタル版を見る

※この記事は物語シリーズ「みさきの結婚準備」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 参加する範囲の考え方は、地域・家庭によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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