年賀状はいつまでに出す?元日に間に合う投函日と、松の内を過ぎたら

第1話 年賀状はいつまでに出す?|みさきの、はじめての年賀状
みさきの、はじめての年賀状 第1話

11月の夜、夫が「年賀状って、いつまでに出せばいいんだっけ」と言いました。 わたしも、はっきりとは答えられませんでした。 この記事では、年賀状の期限を3つに分けて、そこから逆算した準備の日程をまとめます。

この記事の要点
  1. 元日に届けたいなら、2027年用は12月27日までの投函が目安
  2. 松の内を過ぎたら、年賀状ではなく寒中見舞いに切り替える
  3. 準備は、投函日を1つ決めて逆算するだけでいい
こんなこと、ありませんか
  • 「年賀状はいつまで」と毎年検索している
  • 12月に入ってから、はがきを買っていないことに気づく
  • 元日に届かなかったら失礼なのか、よく分からない
  • 松の内という言葉は聞くけれど、いつまでか知らない
  • 出しそびれた相手に、どう返せばいいか迷う

期限は、3つに分けて考える

「年賀状はいつまでに出すのか」という問いには、実は3つの答えがあります。 どれのことを聞いているかで、日付が変わります。

知りたいこと答え
元日に届けたい 差出日の目安まで(2027年用は12月27日)
松の内に届けばいい 一般に1月7日ごろまで(地域によっては1月15日)
それも過ぎた 年賀状ではなく、寒中見舞いとして出す

多くの人が気にしているのは、いちばん上の「元日に届けたい」だと思います。 ただ、元日を過ぎても松の内であれば、年賀状として失礼にはあたりません。 まずこの3段階を頭に置いておくと、12月の焦りがずいぶん減ります。

「いつまで」の答えはひとつではなく、
どこまで間に合わせたいかで決まります。
テーブルに置かれた無地の年賀はがきの束と伏せたスマートフォン
「いつまで」の答えは、3つあった。

元日に届けるなら、12月27日まで

日本郵便が2026年8月31日に発表した「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」によると、 年賀状を元日に届けるための差出日の目安は、2026年12月27日(日)までです。 これまでは12月25日が目安でしたが、2027年用から2日繰り下がりました。

つまり、12月27日までにポストに入れるか、郵便局の窓口に出せば、 元日に配達されるよう扱ってもらえる、ということです。

ただし、これは「目安」です。 ぎりぎりに大量の年賀状が集中すると、配達が元日に間に合わない可能性はゼロではありません。 余裕を持つなら、クリスマス前の投函が安心です。

なお、三が日の年賀状の配達は、元日と1月3日に行われます(同発表)。 12月27日を過ぎて出したものは、順次配達されていきます。

引受開始は12月20日。それより前に出すと

もうひとつ、知っておきたい日付があります。 年賀状の引受開始日です。

2027年用の引受開始日は、2026年12月20日(日)です。 これまでは12月15日でしたが、5日繰り下がりました。

引受開始日より前に出した年賀状は、どうなるのでしょうか。 同発表によると、12月19日以前に差し出された年賀状は、 通常の郵便として、年内に届いてしまいます。

つまり「早く準備できたから」と12月上旬に出してしまうと、 相手の家に12月のうちに年賀状が届くことになります。 早く書き上げたら、投函は12月20日まで待ってください。

日付(2027年用)何が起きるか
12月19日以前に投函 通常郵便として、年内に相手に届く
12月20日〜27日に投函 年賀状として引き受けられ、元日に配達されるよう扱われる
12月28日以降に投函 順次配達。元日には間に合わないことがある

出典:日本郵便「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」(2026年8月31日発表)。従前の日付(12月15日・12月25日)は同資料と、日本郵便「年賀状の引受は何日からですか?」(2026年用の案内)による

松の内を過ぎたら、寒中見舞いに

松の内とは、正月飾りを飾っておく期間のことです。 一般に、関東では1月7日まで、関西など地域によっては1月15日までとされています。

年賀状は、この松の内のあいだに届けば、年始のあいさつとして受け取ってもらえます。 1月4日や5日に届いても、それは普通のことです。

松の内を過ぎてしまったら、年賀状ではなく寒中見舞いとして出します。 寒中見舞いは、松の内が明けてから立春の前までに出す、季節のあいさつ状です。 「年賀状を出しそびれた」ときの受け皿として、昔から使われてきました。

相手が喪中だった場合や、こちらが年賀状をもらってから返す場合にも、寒中見舞いが使えます。

期限から逆算した、準備の日程

「12月27日まで」と分かったら、そこから逆算します。 はがきを買う、宛先を決める、印刷する、一言を書く。 それぞれに、思っているより時間がかかります。

いつまでにすること
11月中 出す相手をリストにする。枚数を決める。はがきを買う
12月上旬 印刷する(自宅、店頭、印刷の依頼のどれか)
12月中旬 宛名を書く。一言を添える
12月20日〜 投函できる(引受開始)
12月27日 元日に届けるための投函の目安

はがきの販売期間は、2026年11月2日(月)から2027年1月15日(金)までです(同発表)。 11月のうちに買っておくと、12月に「売り切れていた」という心配がありません。

印刷を店頭や業者に頼む場合は、仕上がりまでの日数がかかります。 依頼するなら12月上旬までが安心です。 仕上がりを受け取ってから宛名を書く時間も、忘れずに見ておいてください。

決められないときは、投函日を1つ決めるだけでいい

準備の日程を細かく立てても、そのとおりには進みません。 わたしもそうでした。

そこで、基準を1つに絞ります。 「何日にポストに入れるか」だけを決めるのです。

たとえば「12月23日に出す」と決めたら、 その前日までに一言を書き終える、その前の週までに印刷を終える、と自然に決まります。 はがきを買う日も、その逆算で見えてきます。

日程表を作るより、投函日を1日だけカレンダーに書き込むほうが、 実際には守りやすいです。

1

投函日を決める

12月20日から27日のあいだで、都合のいい日を1日選びます。

2

その前日を「書き終える日」にする

一言を添えるなら、前日までに終えます。

3

さらに1週間前を「印刷が手元にある日」にする

自宅印刷ならこの日に印刷。頼むならこの日までに受け取ります。

4

残りは11月中にすませる

はがきを買う、相手を決める。ここは早ければ早いほど楽です。

はがきの束をポストに入れようとしている手元
決めたのは、ポストに入れる日だけ。

みさきの11月

「年賀状って、いつまでに出せばいいんだっけ」

11月のなかば、夕食のあとで夫が言いました。 わたしは「12月25日、じゃなかった?」と答えて、そのあとで自信がなくなりました。 去年までは実家で母が出していたので、日付を気にしたことがなかったのです。

調べてみると、2027年用は12月27日が目安で、しかも引受開始が12月20日だと分かりました。 「じゃあ、12月20日から27日のあいだに出せばいいんだね」と夫が言い、 わたしたちは12月23日に出すことにしました。 理由は、その日が休みだったからです。

母に電話で話すと、こう言われました。

台所で電話をしながら話す母
「①早めに出す、②ぎりぎりに出す、③松の内に間に合えばいい。どれにする?」 母さんは毎年ぎりぎりだったわよ。それでも届いたのよ。決めた日に出せば、どれでもいいのよ。

投函日を決めただけで、その前に何をすればいいかが見えました。 はがきは、その週末に買いに行きました。

出しそびれそうなときの手順

12月27日を過ぎてから「まだ出していない」と気づくこともあります。 そのときは、慌てずに次の順で考えてください。

1

松の内までなら、そのまま年賀状で出す

1月7日ごろまでに届けば、年賀状として失礼ではありません。

2

松の内を過ぎそうなら、寒中見舞いにする

「年賀状」の文字は使わず、寒中見舞いのあいさつ状にします。

3

相手からもらった分は、必ず返す

出していない相手から届いたら、松の内なら年賀状で、過ぎたら寒中見舞いで返します。

4

来年は投函日を先に決める

日付を1つ決めておくだけで、同じことは起きにくくなります。

出しそびれたこと自体は、誰にでもあります。 返事をしないままにしないことのほうが大切です。

冬の午後、はがきの束を持って歩くみさき
12月23日。決めた日に出した。
いつまで、の答えは3つある。
決めるのは、ポストに入れる日だけでいい。

よくある質問

12月27日を過ぎて出したら、失礼になりますか。
失礼にはあたりません。松の内のあいだに届けば年賀状として受け取ってもらえます。 12月27日は「元日に届けるための目安」であって、期限ではありません。
12月20日より前に出してしまいました。どうなりますか。
日本郵便の発表によると、引受開始前に差し出した年賀状は通常の郵便として年内に届きます。 相手には12月のうちに届いてしまうので、投函は12月20日以降にしてください。
元日に届けたい人と、そうでない人で分けてもいいですか。
分けて構いません。上司や目上の方の分だけ先に投函するという方法もあります。 残りは松の内に届けばよいと考えれば、気持ちに余裕ができます。
松の内はいつまでですか。
一般に関東では1月7日まで、関西など地域によっては1月15日までとされています。 相手の地域の慣習に合わせるのが基本ですが、1月7日を一つの目安にしておけば大きく外れません。
はがきはいつまで買えますか。
2027年用の年賀はがきの販売期間は、2026年11月2日から2027年1月15日までです(日本郵便の発表)。 ただし店頭の在庫は場所によって異なるので、11月中に買っておくのが安心です。
ミリレター

はがきの代わりに

新年のあいさつを、LINEで送れる手紙にする方法もあります。

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※この記事は物語シリーズ「みさきの、はじめての年賀状」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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