結婚後の銀行の名義変更|必要なものと、窓口に行く前の確認

前の晩、テーブルに持ち物を並べている女性(通帳は閉じていて文字は見えない)
みさきの、新生活の手続き 第3話

前の晩に、鞄に入れるものを並べました。 並べながら、これで足りるのか自信がありませんでした。 この記事では、結婚の銀行の名義変更に必要なものを、窓口に持っていくものからまとめます。

この記事の要点
  1. 持ち物は4つが基本。通帳・印鑑・本人確認書類・新しい姓が分かるもの
  2. 行く前に1本電話する。求められるものは銀行で違います
  3. ネットの口座は、窓口に行かずに済むことがあります
こんなこと、ありませんか
  • 何を持っていけばいいか分からない
  • 印鑑を変えるのかどうか迷っている
  • 平日に休みが取りにくい
  • 通帳をなくしているかもしれない
  • 支店が遠くて、行くのが面倒

窓口に持っていくもの

結婚後の銀行の名義変更に必要なものは、4つが基本です。

もの補足
通帳(またはキャッシュカード) 口座ごとに要ります
届け出の印鑑 いま登録しているもの
本人確認書類 新しい姓のもの。免許証など
新しい姓が分かる書類 求められないこともあります

何が要るかは銀行によって違います。電話で聞けば、その場で教えてもらえます。

布の鞄のそばに置かれた、閉じた手帳と小さな印鑑ケース

印鑑はどうするか

結婚で銀行の名義変更をするとき、印鑑を変えるかどうかで迷います。

1

そのまま

苗字の印鑑でなければ、変えなくて済むことがあります。

2

変える

旧姓の印鑑を使っていたなら、この機会に変えます。

3

聞く

どちらになるかは銀行で違います。電話で聞くのが早いです。

名前(下の名前)の印鑑を使っている人は、そのまま使えることが多いです。 姓の印鑑を使っていた場合は、この機会に変えることになります。 新しい印鑑を用意していくか、その場で届け出し直すかも、電話のときに聞いておいてください。

行く前に、1本電話する

結婚の銀行の名義変更をどこでするかは、銀行によって違います。

口座を作った支店でないとできないところ、どこの支店でもよいところがあります。 電話で聞くのは次の3つだけで足ります。

1

どこの支店でもできますか

遠い支店なら、ここが大事です。

2

何を持っていけばいいですか

持ち物が確定します。

3

郵送でもできますか

休みが取れないときの道です。

ネットの口座は、窓口に行かずに済むことがある

インターネットで完結する口座は、書類を送るだけで終わることがあります。

画面から申し出て、用紙が郵送で届き、返送する形です。 日数はかかりますが、休みを取らずに済むのが大きい利点です。 郵送の往復に時間がかかるので、いちばん先に始めておくと、 窓口に行く口座を片づけているあいだに、こちらも進みます。

通帳をなくしているとき

手続きの前に、再発行が要ることがあります。

ここで1回分、余計に時間がかかります。 見つからなければ、電話のときに一緒に伝えておくと、二度手間になりません。 再発行と名義変更を同じ日にできるか、そこで分かります。 家にある通帳を先に集めておくと、何冊あって何冊ないかもはっきりします。

行く日を1日決めて、まとめる

銀行が複数あるなら、1日にまとめてください。 「時間ができたら」と思っていると、半年たちます。

1

前の晩

持ち物を1つの袋に入れて、玄関に置きます。口座ごとに分けると迷いません。

2

当日の朝

開店の時間に合わせて、近いところから順に。時間帯によっては混み合います。

3

終わったら

紙に線を引きます。残りが見えます。

決めるのは日だけで、あとは流れで終わります。

住所も一緒に変えるか

名義と住所を同じ日にまとめてできることがあります。

できるなら、まとめたほうが1回で済みます。 電話のときに「住所も一緒にできますか」と聞いておいてください。

変わるのは名前だけ

名義変更をしても、口座番号はそのままのことがあります。

振込の相手に伝え直す必要があるのは、名前のほうです。 給与の振込があるなら、職場にも新しい名前を伝えてください。

キャッシュカードが届くまで

新しいカードが届くまで、少し時間がかかります。

そのあいだ、引き出しができなくなることがあります。 当座のお金を別に用意しておくと、慌てません。

自分名義でない口座、積み立ての口座

自分名義のもの以外は、扱いが変わります。

自分名義でない口座は、本人でないと手続きできないのがふつうです。 同じ日に済ませたくても、別々になります。 積み立てや投資の口座も、別の手続きになることがあります。 同じ銀行でも窓口が違うことがあるので、電話のときに一緒に聞いてください。 誰の名義かを、通帳を出す前に確かめておいてください。

済んだら、引き落としを見る

名義が変わったあと、引き落としが止まっていないか確かめます。

翌月の明細を1回だけ見れば足ります。 止まっていたら、その先に連絡するだけで済みます。

口座が複数あるとき

同じ銀行に2つ以上あるなら、まとめて手続きできることがあります。

通帳を全部持っていけば、一度で終わります。 1冊ずつ出直すことにならないよう、家にある通帳を先に集めてください。

本人確認書類が旧姓のままのとき

免許証がまだ旧姓だと、窓口で止まることがあります。

1

先に免許を変える

いちばん確実です。ほかの手続きでも使えます。

2

ほかの書類で代える

認められる書類は銀行によって違います。

3

電話で聞く

「いま持っている書類で足りますか」と聞けば分かります。

窓口でかかる時間

手続きそのものは短く終わります。

長くなるのは、書類が足りずに出直すときです。 電話を1本しておけば、その回り道がなくなります。

受話器を耳にあてて、メモを取っている女性の手元

届け出が済んだあとの通帳

新しい姓が印字された通帳に変わることがあります。

古い通帳をどうするかは、その場で案内があります。 捨てずに持ち帰るように言われることもあります。

済んだあとに届くもの

新しい通帳やカードが、後日届くことがあります。

受け取りに身分証が要ることもあります。 いつごろ届くかを、窓口で聞いておいてください。

代理の人に頼めるか

本人が行けないとき、家族に頼めるかどうかは銀行で違います。

委任状や、追加の書類が要ります。 手間を考えると、郵送のほうが早いこともあります。

ネットバンキングの設定

名義が変わると、ログインの情報や登録の名前も変わることがあります。

窓口で済ませたあと、一度ログインして確かめてください。 ここが残っていると、振込のときに気づくことになります。

窓口に行く時間がないとき

平日に休みが取りにくい、という事情があるかもしれません。

郵送でできるか、インターネットでできるか。 この2つを聞くだけで、道が開くことがあります。 窓口に行くのは、どちらもできなかったときで構いません。

みさきの1月

前の晩、テーブルに並べました。

通帳が2冊、印鑑、免許証。 印鑑は、下の名前のものでした。変えなくていいのかどうか分かりませんでした。

朝いちばんに行くと、窓口は空いていました。 印鑑はそのままで大丈夫だと言われて、15分で終わりました。

帰ってから母に話すと、こう言われました。

朝の光が入る玄関で、鞄を持って出かける支度をしている女性
「①その日に全部やる、②必要なものだけ聞いてから行く、③郵送で済ませる。どれにする?」 行く前に聞いておけば、1回で終わるわ。それだけのことよ。どれでもいいのよ。

電話を1本しておいてよかった、と思いました。

用事を終えて、まちの通りを歩いている女性
持ち物は、通帳・印鑑・本人確認書類・新しい姓が分かるもの。
行く前に1本電話する。それだけで、出直さずに済みます。

よくある質問

印鑑は変えないといけませんか。
下の名前の印鑑なら、そのまま使えることがあります。銀行によって違うので、電話で聞いてください。
口座を作った支店でないとできませんか。
銀行によって違います。遠い支店なら、先に電話で確かめてください。
通帳をなくしました。
再発行が要ることがあります。電話のときに一緒に伝えておくと、二度手間になりません。
郵送でできますか。
できる銀行があります。平日に行けないときは、まずこれを聞いてください。
口座番号は変わりますか。
変わらないことがあります。伝え直すのは、名前のほうです。
知らせは

引っ越しのお知らせを、1枚にして送る

新しい住所を、職場に、友人に、遠くの親戚に。

はがきを出すほどではないけれど、きちんと伝えたいときに。

写真付き手紙:デジタル版を見る
その先に

写真とことばは、ふたりのページに

新しい家で撮った写真とことばを、1つのページにまとめておけます。

アルバム:デジタル版を見る

※この記事は物語シリーズ「みさきの、新生活の手続き」の1話です。 登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。 提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。 作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。 ご家族と相談のうえ、ご判断ください。

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