投稿するかどうかで、ふたりの考えが分かれました。 わたしは出したい。夫は出したくない。 この記事では、SNSでの結婚報告について、出す前に決めることと文例をまとめます。
- SNSはいちばん最後。個別に伝える人より先に出さない
- 出す前に決めるのは3つ。順番・写るもの・見せる範囲
- 出さない選択も、ふつうのことです
- 投稿していいものか迷っている
- ふたりで意見が分かれている
- 写真に何を写していいか分からない
- 職場の人とつながっていて、書きにくい
- 出したあとの反応が気になる
SNSは、いちばん最後
順番の原則は1つだけです。 個別に伝えるべき人に伝えてから、出す。
職場の上司、両親、親戚、近い友人。 この人たちがSNSで初めて知ると、順番の問題になります。
伝え忘れではなく、順番の問題です。
出す前に決める3つ
1 順番
誰に先に伝えるか。上司・親・親戚・近い友人まで済ませてから出します。
2 写るもの
婚姻届の紙面、住所が分かる風景、勤務先が分かるもの。写さないと決めておきます。
3 見せる範囲
全員に見せるのか、限られた人だけか。設定はサービスによって違うので、投稿の前に確かめます。
この3つを決めておけば、あとは自由です。
写さないほうがいいもの
| 写さない | 理由 |
|---|---|
| 婚姻届の紙面 | 氏名・本籍・証人の住所まで写ります |
| 新居の外観・表札・郵便受け | 住所が分かります |
| 勤務先が分かるもの | 名札、社章、社屋 |
| 子どもや第三者の顔 | 本人の許可が要ります |
| 日付の分かる書類 | 手続きの控えなど |
婚姻届の写真を出すなら、伏せて置いた状態か、手元だけにしてください。
文面は、短いほど転載されにくくなります。 スクリーンショットで回ることを考えると、住所や日付を書かないほうが安心です。
「10月に入籍しました」で十分です。何日かまでは書かなくて構いません。
文例
短いほうが、受け取りやすくなります。
> 「ご報告です。10月に入籍しました。 > これからふたりで、のんびりやっていきます」
> 「私事ですが、入籍しました。 > 直接お伝えできていない方もいてすみません。 > これからもよろしくお願いします」
> 「入籍しました。式はしないので、報告だけになりますが、 > あたたかく見守っていただけたらうれしいです」
「直接お伝えできていない方も」の一文を入れておくと、 個別に伝えられなかった相手への配慮になります。
ふたりで意見が分かれたとき
出したい人と、出したくない人。どちらが正しいということはありません。
出さない側の理由を聞く
職場の目、家族の考え、性格。理由はたいてい具体的です。
範囲を変えられないか考える
限られた人にだけ見せる形なら、折り合うことがあります。
片方だけ出す形も考える
自分のアカウントだけに出し、相手は写らない、という選び方もあります。
出さないと決めてもいい
決めたら、そのぶん個別の報告を丁寧にします。
出す・出さないは、どちらかに合わせるしかない話です。 出したくない側に合わせるほうが、あとで揉めません。
会社の規程で、業務に関わる投稿が制限されていることもあります。 結婚の報告は私的な内容なので、ふつうは問題になりません。
職場の人とつながっているとき
上司や同僚とつながっている場合は、職場に伝えてから出します。
投稿を見た同僚から「おめでとう」と言われ、上司がまだ知らない。 これがいちばん気まずい形です。
見せる範囲を分けられるサービスなら、それを使う手もあります。 ただし設定は変わることがあるので、投稿の前に自分の目で確かめてください。
投稿のコメント欄で、住所や日付のやりとりをしないでください。 細かい話は、個別のメッセージに移します。
出したあとに、気をつけること
- コメントには、まとめて返しても構いません
- 「式はいつ?」と聞かれたら、短く答えて終わりにします
- お祝いを送りたいという連絡が来たら、住所は個別のやりとりで伝えます
- 公開の投稿に住所を書かない
出すかどうかを決めるときに、ひとつだけ考えておくとよいことがあります。 5年後に見返して、困らない内容かということです。
投稿は残ります。住所が分かるもの、勤務先が分かるものは、 そのときは気にならなくても、あとで消したくなることがあります。
出さない、という選び方
出さない人も、たくさんいます。 理由を説明する必要もありません。
個別に伝えた人だけが知っている、という形は、静かで落ち着いています。 あとから「言われていない」と感じる人が出にくいのも、この形のよいところです。
いつ出すか
時期と時間帯にも、少しだけ目安があります。
| 迷うところ | 目安 |
|---|---|
| 時期 | 個別の報告が済んでから。入籍から数週間あとでも構いません |
| 時間帯 | 昼から夕方。深夜の投稿は、反応が偏りやすくなります |
| 式をする場合 | 式の写真が出そろってからまとめて出す人も多いです |
| 年末年始 | 年賀状と重なります。どちらかに寄せると楽です |
急いで出す理由は、たいていありません。
反応が気になるとき
いいねの数や、誰が反応したかが気になることがあります。
これは、投稿の前に見せる範囲を狭めておくと、ほとんど消えます。 親しい人だけに見せる形なら、反応の数自体が小さくなります。
出したあとで落ち着かないなら、消しても構いません。 消したことに気づく人は、ほとんどいません。
相手の家族が見ているとき
義理の親や親戚がSNSを見ていることがあります。
その場合は、個別に伝える前に出さないでください。 「SNSで知った」と言われると、家どうしの話になりやすい相手です。
出す前に、ふたりで確かめること
投稿する前に、次の3つだけ確認しておくと、あとで困りません。
個別に伝える人が済んでいるか
上司・親・親戚・近い友人まで。
写真に何が写っているか
婚姻届の紙面、表札、社章、第三者の顔。
相手が写ってよいと言っているか
片方が写りたくないなら、写さない形にします。
この3つを声に出して確かめるだけで、ほとんどの失敗は防げます。
ふたりのアカウントで、出し方を変えてもいい
片方だけ出す、片方は写らない、という形で構いません。 SNSの使い方は、人によって違います。
そろえなければいけない決まりはありません。
みさきの12月
夫は「出したくない」と言いました。 理由を聞くと、仕事の関係の人が多くつながっているから、とのことでした。
わたしは自分のアカウントにだけ、写真を1枚出すことにしました。 夫は写っていません。婚姻届も写していません。
出したのは、職場と親戚に伝え終わった週末でした。 コメントには、まとめて「ありがとうございます」と返しました。
決めるのは、順番・写るもの・範囲。
よくある質問
結婚のお知らせを、1枚にして送る
職場に、友人に、遠くの親戚に。はがきを出すほどではないけれど、きちんと伝えたい。
LINEで送れる手紙にする方法もあります。
写真とことばは、家族のページに
撮った写真とそのときのことばを、1つのページにまとめておけます。
公開の期限はありません。
※この記事は物語シリーズ「みさきの、結婚報告」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
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※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
