母に名簿を見せたら、「この人には電話で」と名前を指しました。 わたしが知らない名前も、いくつかありました。 この記事では、親戚への出産報告を、相手の分け方と例文にしぼってまとめます。
- 線は顔を合わせる人まで。それより遠い人は、親に任せる
- 年配の方には電話、そのほかははがきかメッセージ
- 近況は1行。長く書かなくて構いません
- どこまでの親戚に知らせるか決まらない
- 電話とはがき、どちらがいいか分からない
- 何と書けばいいか浮かばない
- 内祝いのことまで考えると、手が止まる
- 名簿が親の頭の中にしかない
線は「顔を合わせる人まで」
出産報告をいとこまでするかどうかで迷ったら、顔を合わせる人までで線を引きます。
正月や法事で会う人、結婚のときに来てくれた人。ここまでで足ります。 それより遠い親戚には、親から伝わることもあります。
名簿は、親に聞くのがいちばん早い
親戚のことは、自分で考えるより親に聞くほうが早く済みます。
「誰に知らせたらいい?」と聞けば、名前が出てきます。 親の名簿と、自分の名簿を合わせないでください。別々のままで構いません。
電話がいい相手、はがきがいい相手
出産報告を親戚にするとき、方法は相手で決めます。
| 相手 | 向いている方法 |
|---|---|
| 祖父母 | 電話。声を聞かせるだけで喜ばれます |
| おじ・おば | 電話かはがき。ふだん電話でやりとりしている相手なら電話で |
| いとこ | LINEなどのメッセージで足ります。同年代なら気楽な形で構いません |
| 遠い親戚 | 親から伝えてもらいます |
そのまま使えるはがきの文例
出産報告の例文を親戚に送るときは、短いほど読みやすくなります。
書き出し
「ごぶさたしております。」
本文
「◯月◯日に、長男(長女)が生まれました。母子ともに元気にしております。」
結び
「落ち着きましたら、あらためてご挨拶にうかがいます。」
近況は1行で足ります。 写真を入れるかどうかは、相手で変えて構いません。
電話で話すときの形
「ごぶさたしています。◯月◯日に生まれました。ふたりとも元気です。」
このあとは、相手の話を聞くだけで足ります。 長く話さなくて構いません。切るときは「また連絡します」と添えてください。
LINEやメッセージで送るとき
いとこや、ふだん連絡を取っている親戚には、LINEなどのメッセージで構いません。
「◯月◯日に生まれました。ふたりとも元気です。落ち着いたらまた連絡します。」 3行で足ります。かしこまった言い方に変えなくて構いません。
内祝いのことは、あとで決めていい
内祝い(お返し)のことが気になるかもしれません。出産報告のマナーでいちばん聞かれるところです。
いただいたら、まず「届きました、ありがとうございます」と連絡します。 お返しは落ち着いてからで足ります。 家ごとの決まりがあるかもしれないので、親に一度聞いておくと早いです。
もらったものを、1つの表に書く
誰から何をいただいたか、必ず分からなくなります。
届いた日を書く
日付だけで足ります。
名前と品物を書く
ふたりで同じ1つの表に書きます。
お礼を伝えたら印をつける
返したかどうかが、ひと目で分かります。
知らせる時期
急ぎません。
親と職場に伝えたあと、1週間ほど先でも遅くありません。 はがきにする場合は、落ち着いてからまとめて書くほうが楽です。
はがきは、まとめて書く
1枚ずつ書こうとすると、途中で止まります。
| 進め方 | 内容 |
|---|---|
| 1日目 | 名前を書き出して、枚数を数えます |
| 2日目 | 文面を決めます。全部同じで構いません |
| 3日目 | 宛名を書きます。疲れたら途中でやめて構いません |
同じ文面で失礼にはなりません。宛名が手書きなら、それで伝わります。
写真を入れるかどうか
親戚に送るはがきに写真を入れるかどうかは、相手で分けて構いません。
近い親戚には写真つき、遠い親戚には文字だけ。これで構いません。 全部同じにしなければならない決まりはありません。
喪中の相手がいるとき
相手が喪中のときは、お祝いごとの知らせを少し先にします。
急いで知らせる必要はありません。 落ち着いたころに、色の落ち着いたはがきで短く伝えれば足ります。
知らせたくない親戚がいるとき
事情があって、知らせたくない相手がいることもあります。
知らせなくて構いません。 親に「この人には言わないで」と伝えておけば、そこで止まります。 理由を説明する必要はありません。
相手から催促されたら
「まだ連絡が来ていない」と言われることがあります。
「ばたばたしていて遅くなりました」で足ります。 謝りすぎると、かえって相手も気にします。
親戚の集まりで一度に伝える
近くに親戚が集まる機会があるなら、そこで一度に伝えても構いません。
一人ずつ連絡するより早く済みますし、話も一度で終わります。 集まりが先なら、それまで待っても遅くありません。
連絡が重ならないようにする
親からも、自分からも同じ人に連絡してしまうことがあります。
親が伝える人
遠い親戚、親の世代でやりとりしている人。
自分が伝える人
自分が直接会う人、いとこなど同年代。
重なりそうな人
親に「この人は自分から伝える」と先に言っておきます。
重なっても困ることはありませんが、先に分けておくと気が楽です。
はがきの文面は、全部同じでいい
相手ごとに書き分けようとすると、途中で止まります。
文面は1つ決めて、全部同じにして構いません。 気になるなら、宛名の下に一言だけ手書きで足せば十分です。
住所が分からない相手がいるとき
親の住所録を借りるのがいちばん早いです。
古くて変わっていることもあるので、分からない相手は無理に探さなくて構いません。 親から伝えてもらうほうが確実です。
返事が来ない相手がいても
はがきを出しても、返事が来ないことがあります。
返事を書くこと自体が負担になる相手もいます。 届いていれば、それで伝わっています。
出すものを、先に数える
はがきにするか電話にするかを決める前に、枚数を数えてしまうと早いです。
枚数が少なければ、はがきで足ります。 多いと思ったときは、電話にする相手を減らすほうが現実的です。 数が分かると、進め方が決まります。
いつまでに出すか
急ぎません。
親と職場に伝えたあと、1か月以内を目安にしておけば十分です。 年末が近いなら、年賀状にまわしても構いません。
子どもの名前を入れるかどうか
入れても入れなくても構いません。
入れると覚えてもらいやすくなりますが、 決まっていない時期なら、名前なしで出して構いません。
宛名を書く日を決めておく
「時間があるときに」と思っていると、いつまでも始まりません。
書く日を1日決めて、その日に半分書けば十分です。 残りは次の機会で構いません。
みさきの6月
母が、古い住所録を持ってきました。
名前の横に、鉛筆で印がついていました。 「ここまでは電話。あとははがきでいい」と母が言いました。
わたしが知らない名前もありました。 聞くと、子どものころに一度だけ会った人だそうです。
結局、電話が4軒、はがきが11枚になりました。
近況は1行。内祝いは、あとで決めていい。
よくある質問
写真とことばを、1つのページにまとめておく
生まれた日の写真と、そのときのことばを1つのページに。
写真を送っていただくだけで、こちらでお作りします。29,800円(税込・買い切り)。公開の期限はありません。
出産のお知らせを、1枚にして送る
職場に、友人に、遠くの親戚に。LINEで送れる手紙にする方法もあります。
※この記事は物語シリーズ「みさきの、出産報告」の1話です。
登場人物はすべてフィクションであり、実在しません。
提供:WebエンジンPro(株式会社MASA)
※記載の内容は一般的な情報をもとにまとめたものです。
作法や慣習は、地域・家庭・宗派によって異なります。
ご家族と相談のうえ、ご判断ください。
