不動産会社の経理ガイド|勘定科目・仕訳・会計ソフト・税理士選びまで

経理の基礎を身に着けている様子 不動産業界

💰 この記事は「不動産会社のお金の管理ガイド」の一部です。お金の全体像(4つのフェーズ)を確認したい方はこちらをご覧ください。

  1. この記事はこんな方に向けて書いています
  2. この記事を読むと得られること
    1. 「紙の領収書を捨てる経営」で月10時間を取り戻す
  3. 不動産会社の経理とは?【まず押さえる基礎知識】
    1. 「経理」って、そもそも何をすること?
    2. なぜ不動産会社の経理は「面倒」なのか
    3. 紙とExcel管理の限界
    4. 経理を効率化しない場合のリスク
  4. 経理素人の創業者が、まず知るべきこと
    1. 経理は「地味だけど、会社の命綱」
    2. でも、創業期に経理に時間をかけすぎると「売上が立たない」
    3. あなたに合った「経理の回し方」は? ── 3つの選択肢
    4. 各選択肢の「リアルな中身」を詳しく解説
      1. A.「自分でやる」──月1,300円で始める最安コース
      2. B.「半分だけ任せる」──最もバランスが良い王道コース
      3. C.「全部丸投げ」──経理は一切やらないコース
    5. どの選択肢を選ぶか迷ったら
    6. 「税理士に頼む」を選ぶ場合|相場と選び方
      1. 顧問料の相場【2026年版】
      2. 不動産業は「税理士の腕」で利益が変わる
      3. 不動産業に「強い」税理士の見分け方
      4. 税理士を探す3ステップ
        1. ステップ1:候補をリストアップする
        2. ステップ2:面談で「鋭い質問」をする
        3. ステップ3:契約前に確認すべきこと
  5. クラウド会計ソフト徹底比較【freee vs マネーフォワード】
    1. そもそもクラウド会計ソフトとは?(完全初心者向け)
    2. 不動産会社が選ぶべき会計ソフトの条件
    3. freee vs マネーフォワード:早見比較表
    4. 不動産会社におすすめの初期設定
  6. 不動産会社でよく使う勘定科目一覧【完全版】
    1. 【収入】売上に関する勘定科目
    2. 【支出】経費に関する勘定科目
    3. 不動産仲介業でよくある仕訳の具体例
  7. 「紙の領収書を捨てる」ペーパーレス経理の始め方【実践ステップ】
    1. ステップ1:支払いをすべてキャッシュレスにする
    2. ステップ2:「預り金」と「売上」を分けるルールを決める
    3. ステップ3:月次の経理ルーティンを決める
    4. 綺麗な帳簿は「最強の融資対策」になる
  8. 🤖 AIを活用して「仕訳の悩み」を即解決する方法【プロンプト集】
    1. なぜAIが経理の味方になるのか?
    2. 不動産会社におすすめのAIツール
    3. そのまま使えるAIプロンプト例【コピペOK】
      1. プロンプト①:不動産取引の仕訳を判断してもらう
      2. プロンプト②:「これは経費にできる?」を判断する
      3. プロンプト③:月次の経理チェックリストを作る
      4. プロンプト④:確定申告前の「棚卸し」を行う
    4. AIの回答を「使い捨て」にしない ── 運用のコツ
    5. AI活用時の注意点(必ず読んでください)
  9. よくある失敗とその対策
  10. まとめ|今日からやるべきこと
    1. 💡 ポイントまとめ
    2. ✅ 今日やるべき3つのこと
  11. 関連記事
  12. 無料相談|WebエンジンProのご案内

この記事はこんな方に向けて書いています

  • 開業したばかりで、そもそも経理を何から始めればいいかわからない
  • 「簿記? 仕訳? 勘定科目?」── 経理の用語がまったくわからない
  • 経理作業に毎月何時間も取られていて、営業に集中できない
  • freeeとマネーフォワード、どちらを選べばいいかわからない
  • 「自分でやるか、税理士に任せるか」の判断基準がほしい
  • 勘定科目や仕訳の具体例を、一覧で手元に置いておきたい方
  • 自宅兼事務所・自家用車の「家事按分」の考え方を知りたい方
  • 不動産に強い税理士の顧問料相場と見分け方を知りたい方

この記事を読むと得られること

  • 経理素人でもわかる「なぜ経理が必要か」と「どこまで自分でやるべきか」の判断基準
  • 自分でやる・半分任せる・丸投げ──3つの選択肢のコストと中身がわかる
  • 不動産会社に最適なクラウド会計ソフトの選び方がわかる
  • 銀行口座の自動同期で経理を9割自動化する方法がわかる
  • 不動産特有の仕訳をAIに質問して即解決するプロンプトが手に入る
  • 不動産会社でよく使う勘定科目の一覧と、仲介業でよくある仕訳の具体例
  • 自宅兼事務所・自家用車の「家事按分」の考え方と比率の目安
  • 不動産に強い税理士の顧問料相場・見分け方・面談時のチェックポイント

📍 結論から言うと…

「紙の領収書を捨てる経営」で月10時間を取り戻す

経理のやり方 月の作業時間 ミスのリスク コスト
紙の帳簿+Excel 15〜20時間 高い 0円
クラウド会計(手入力中心) 5〜10時間 中程度 月2〜4千円
クラウド会計+銀行同期+AI仕訳 1〜3時間 低い 月2〜4千円

銀行口座を同期するだけで、経理の9割は自動化できる
この記事で、具体的なセットアップ手順を解説します。

🔰 「経理を効率化しても、お客様が来なければ意味がない」方へ

経理の自動化は大切ですが、もっと大切なのは「売上を作る仕組み」です。

経理に月15時間かけていた時間を3時間に圧縮できたら、その12時間を集客に使えます。でも集客の「受け皿」がなければ、空いた時間も持て余すだけです。

💡 WebエンジンProのアプローチ

  • 経理で浮いた時間を本業に集中できる環境を整える
  • お客様が自ら来るサイトを一緒に作り、集客を仕組み化
  • 60日間無料でお試し可能(初期費用0円、61日目から月額12,000円〜)

「まずは経理を効率化したい」方は、このまま記事を読み進めてください。
「集客の仕組みも同時に整えたい」方は、無料相談からどうぞ。

不動産会社の経理とは?【まず押さえる基礎知識】

「経理」って、そもそも何をすること?

経理と聞くと難しそうに感じますが、やっていることはシンプルです。

「会社に入ってきたお金と、出ていったお金を記録すること」。これだけです。

もう少し具体的に言えば、不動産会社の経理でやることは主に4つです。

📝 不動産会社の経理でやること(4つだけ)

  1. 記帳:お金の出入りを帳簿(=ソフト)に記録する
  2. 領収書の保管:「経費として認めてもらう」ための証拠を残す
  3. 請求・入金の管理:お客様への請求書発行と、入金の確認
  4. 確定申告:1年間の帳簿をまとめて、税務署に提出する(年1回)

この4つを「自分でやるか」「プロに任せるか」「半分ずつか」を決めるのが、これから説明する「選択肢」です。

なぜ不動産会社の経理は「面倒」なのか

不動産仲介業の経理には、他の業種にはない特有の面倒さがあります。

📝 不動産経理が複雑な3つの理由

  1. 預り金の処理:敷金・礼金・日割り家賃など、お客様から預かるお金と自社の売上を分けて管理する必要がある
  2. 入金タイミングのズレ:売買仲介は成約から入金まで1〜3ヶ月。売上と入金が一致しない
  3. 経費の種類が多い:車両費、広告費、内見用のガソリン代、接待交際費…項目が多岐にわたる

この複雑さが「毎月の経理に15時間以上かかる」原因です。

紙とExcel管理の限界

開業当初は「紙の領収書をノートに貼って、Excelに入力」でも回せるかもしれません。

しかし、取引が増えてくると必ず限界が来ます

❌ 紙+Excel管理のよくある破綻パターン

  • 領収書を紛失 → 経費が計上できない → 税金が増える
  • 入力漏れに気づかず → 決算直前にまとめて修正 → 税理士費用が増える
  • 「あの支出、どの勘定科目?」で毎回止まる → 時間だけが過ぎる
  • 確定申告前に焦って徹夜で帳簿整理 → 本業が止まる

経理を効率化しない場合のリスク

リスク 具体的な影響
社長の時間が経理で消える 月15時間=年180時間。時給5,000円なら年間90万円分の損失
経費の計上漏れ 領収書紛失で経費にできず、本来払わなくていい税金を払う
キャッシュフローが見えない 「今月あといくら使えるのか」がリアルタイムでわからない
税理士とのやり取りが非効率 紙の帳簿を郵送→質問→返送…のラリーで時間も費用もかかる

経理素人の創業者が、まず知るべきこと

不動産会社を立ち上げる方の大半は、営業や物件知識のプロであって、経理のプロではありません

これは恥ずかしいことではなく、ごく普通のことです。前職で経理を担当していた不動産営業マンはほぼいないからです。

しかし、経営者になった瞬間から、お金の管理は「誰かがやってくれるもの」から「自分が責任を持つもの」に変わります

経理は「地味だけど、会社の命綱」

経理が重要な理由をひとことで言えば、「お金の流れが見えなくなると、会社は潰れる」からです。

売上がいくらあっても、通帳にいくら残っているかわからなければ、家賃が払えるかどうかすら判断できません。

📝 経理ができていないと起きること

  • 確定申告で慌てる:1年分の領収書を山にして税理士に泣きつく → 追加費用
  • 経費の計上漏れ:本来払わなくていい税金を10〜30万円多く払っている
  • 資金ショートに気づけない:「売上はあるのに通帳が減っている」に気づいた時には手遅れ
  • 融資が受けられない:金融機関に見せる帳簿がグチャグチャで追加融資を断られる

でも、創業期に経理に時間をかけすぎると「売上が立たない」

一方で、こんな現実もあります。

開業したばかりの不動産会社にとって、最優先は「最初のお客様を獲得すること」です。

経理の勉強に毎日2時間かけて、簿記の教科書を読んで、仕訳のルールを完璧に覚えて…としている間に、競合は1人目のお客様を獲得しています。

💡 創業期の経営者が陥るジレンマ

「経理をやらないと会社が潰れる」のも事実。「経理に時間をかけすぎると売上が立たない」のも事実。
このジレンマを解決するのが、「自分に合った経理の仕組みを選ぶ」という考え方です。

あなたに合った「経理の回し方」は? ── 3つの選択肢

経理素人の創業者には、大きく分けて3つの選択肢があります。

どれが正解かは「あなたの状況」によって変わります。以下の比較表で、自分に合った方法を見つけてください。

選択肢 内容 月額コスト あなたの作業時間 向いている人
A. 自分でやる
(クラウド会計+AI)
freee or マネフォに登録。銀行同期+AI仕訳で9割自動化。迷ったらAIに質問 1,300〜3,000円 月1〜3時間 コストを最小限にしたい人。数字を自分で把握したい人
B. 半分だけ任せる
(クラウド会計+税理士)
日々の入力はクラウド会計が自動処理。月次チェック+確定申告だけ税理士に依頼 1〜3万円 月30分〜1時間 コストを抑えつつ安心感がほしい人。最もバランスが良い
C. 全部丸投げ
(税理士+記帳代行)
領収書をまとめて税理士に送るだけ。記帳も申告もすべてお任せ 3〜5万円 月0〜15分 経理に一切時間を使いたくない人。売上に全集中したい人

各選択肢の「リアルな中身」を詳しく解説

A.「自分でやる」──月1,300円で始める最安コース

✅ やること

  1. freee or マネーフォワードに登録する(月1,300円〜)
  2. 事業用の銀行口座+クレジットカードを連携する
  3. 月に1回、自動取り込みされた取引を確認・承認する
  4. 迷った仕訳はAI(ChatGPTやClaude)に質問する
  5. 確定申告もソフトのガイドに沿って自分で行う
メリット コスト最小。お金の流れを自分で完全に把握できる。経営数字に強くなる
デメリット 仕訳ミスのリスクがある。確定申告で不安が残る。学習コスト(最初だけ)が必要
年間コスト 約1.5〜3.5万円(ソフト代のみ)

💡 「自分でやる」を成功させるポイント

簿記の知識は必要ありません。freeeは「簿記を知らなくても使える」設計になっています。最初の1〜2ヶ月だけ操作に慣れる時間が必要ですが、銀行同期さえ設定すれば、あとは自動仕訳の「承認ボタン」を押すだけです。迷ったらAIに聞けばOK。この記事の後半でプロンプトを紹介しています。

B.「半分だけ任せる」──最もバランスが良い王道コース

⚡ やること

  1. freee or マネーフォワードに登録し、銀行口座を連携する
  2. 日々の経費入力はソフトが自動処理(あなたは何もしない)
  3. 月に1回、税理士が帳簿をチェックし「ここ直してください」と教えてくれる
  4. 確定申告は税理士が作成・提出してくれる
メリット 自分の作業はほぼゼロなのに、税理士のチェックが入って安心。確定申告も丸投げ
デメリット 月1〜3万円の顧問料がかかる。税理士選びに失敗すると対応が遅いことも
年間コスト 約15〜50万円(顧問料12〜36万円+決算料10〜20万円)

💡 最もおすすめの理由

創業期の経営者にとって最大の資産は「時間」です。月1〜3万円で経理の不安から解放され、その時間を営業・集客に使えるなら、投資対効果は非常に高い。多くの成功している不動産会社がこのパターンを採用しています。

税理士の選び方については「税理士の選び方|不動産会社に強い税理士を見つける」で詳しく解説しています。

C.「全部丸投げ」──経理は一切やらないコース

🔄 やること

  1. レシート・通帳コピーを月1回まとめて税理士に送る(最近はスマホ撮影でOK)
  2. あとは何もしない。記帳も月次チェックも確定申告もすべて税理士が対応
メリット 経理のストレスが完全にゼロ。プロに任せるので税務リスクが最小
デメリット コストが高い。自分でお金の流れを把握しにくくなる。数字に疎くなる危険性
年間コスト 約40〜80万円(顧問料+記帳代行+決算料)

⚠️ 「丸投げ」の注意点

丸投げは楽ですが、「自分の会社のお金の流れがわからない」状態は危険です。税理士に任せていても、少なくとも月次の売上・経費・利益の3つは自分で把握する習慣をつけてください。「先月の利益はいくらですか?」と聞かれて即答できない経営者は、遅かれ早かれ判断を誤ります。

どの選択肢を選ぶか迷ったら

📝 フローチャートで判断

Q1. 開業資金に余裕はありますか?

余裕なし(手元資金200万円未満) → A. 自分でやる(この記事の後半を読んでください)

余裕あり → Q2へ

Q2. 経理に少しでも興味がありますか?

ある(数字を自分で把握したい) → B. 半分だけ任せる(最もおすすめ)

一切ない(経理は見たくもない) → C. 全部丸投げ

Q3. 将来的に事業を拡大する予定はありますか?

あるB. 半分だけ任せるを強く推奨(数字がわかる経営者になることが成長の基盤)

1人でマイペースにやりたい → AでもCでもOK

💡 おすすめの「いいとこ取り」戦略

最初の1年はA(自分でやる)でスタートし、売上が安定したらB(半分任せる)に切り替える。これが最もコスパの良いルートです。自分で経理を1年やれば、お金の流れが体感的にわかるようになります。その経験があるから、税理士に任せた後も「おかしな数字」にすぐ気づけるようになるのです。

ここからは、選択肢AとBの方に向けて、クラウド会計ソフトの選び方と使いこなし方を詳しく解説していきます。

「税理士に頼む」を選ぶ場合|相場と選び方

選択肢B・Cを選ぶ場合、次の問題は「どの税理士に頼むか」です。

不動産業は、税理士の選び方で数百万円の差がつく業種です。ここでは相場と見分け方を押さえておきましょう。

顧問料の相場【2026年版】

税理士を選ぶ前に、顧問料の相場を把握しておきましょう。

不動産会社の税理士顧問料相場

会社規模 月額顧問料 決算料 年間総額
一人社長・開業直後
売上1,000万円未満
1〜2万円 5〜10万円 17〜34万円
小規模
売上1,000万〜3,000万円
2〜3万円 10〜15万円 34〜51万円
中規模
売上3,000万〜1億円
3〜5万円 15〜25万円 51〜85万円
記帳代行込み
上記に追加
+1〜2万円 +12〜24万円

💡 「記帳代行」をAIに任せれば年間12〜24万円節約

記帳代行を税理士に頼むと月1〜2万円かかりますが、会計ソフト+AIで自分でやれば、その分を「節税提案」に回せます。「作業」はAIに、「知恵」は税理士に、が賢い使い方です。

不動産業は「税理士の腕」で利益が変わる

「税理士なんてどこも同じ」と思っていませんか?

実は、不動産業は税理士の選び方で数百万円の差がつく業種です。

💰 具体例:消費税還付で100万円の差

例えば、1,000万円の事務所用物件を購入したとします。

適切な手続き(課税事業者選択届出など)をすれば、約100万円の消費税が戻ってくる可能性があります。

これを知らない税理士を選ぶだけで、
100万円を捨てるのと同じです。

※還付を受けるには条件があり、届出のタイミングも重要です。だからこそ「不動産に強い税理士」が必要なのです。

不動産業特有の税務ポイント

税務項目 なぜ重要か 税理士の腕で変わる金額
消費税の課税事業者選択 開業初年度の選択で還付か損失か決まる 数十万〜数百万円
減価償却の方法選択 定額法・定率法の選択で利益が変動 年間数十万円
役員報酬の設定 社会保険料・所得税・法人税のバランス 年間数十万円
経費の按分判断 自宅兼事務所、車両の事業使用割合 年間数万〜数十万円
税務調査への備え 不動産業は調査対象になりやすい 追徴課税のリスク回避

⚠️ 「安い税理士」の落とし穴

顧問料が月1万円安くても、節税提案がなければ年間数十万円損することがあります。「安い」だけで選ぶと、結果的に高くつくのが税理士選びです。

不動産業に「強い」税理士の見分け方

では、どうやって「不動産業に強い税理士」を見分ければいいのでしょうか?

✅ 不動産業に強い税理士の6つの特徴

  1. 不動産会社の顧問実績がある
    「不動産業のクライアントは何社ありますか?」と聞く
  2. 消費税の還付実績がある
    「課税事業者選択の相談に乗ってもらえますか?」と聞く
  3. 節税提案を「待たずに」してくれる
    「年間で何回くらい節税提案をいただけますか?」と聞く
  4. 税務調査の対応経験がある
    「税務調査の立会い経験はありますか?」と聞く
  5. レスポンスが早い
    「質問したら何日以内に回答いただけますか?」と聞く
  6. チャットツールで相談できる
    「Slack、LINE、Chatworkなどで質問できますか?」と聞く

💡 30代社長なら「チャット対応」は必須条件

電話やFAX、毎回の対面面談はストレスです。AIに聞くように、プロにもチャットでクイックに質問できる環境があるかどうかは、経営のQOL(質)に直結します。「電話のみ」「メールのみ」という税理士は避けましょう。

税理士を探す3ステップ

ステップ1:候補をリストアップする
探し方 メリット デメリット
税理士紹介サービス
税理士ドットコム、ミツモア等
複数の税理士を比較できる、無料 紹介料が価格に上乗せされることも
知人・同業者の紹介 実際の評判がわかる、信頼度高い 断りにくい、選択肢が少ない
税理士会の検索 地域密着、専門分野で絞れる 情報が少ない、比較しにくい
Web検索
「〇〇市 不動産 税理士」等
専門特化の税理士を見つけやすい SEO上手なだけの可能性も
ステップ2:面談で「鋭い質問」をする

候補が絞れたら、必ず面談をしましょう。その際、上記のAIプロンプトで作成した「質問リスト」を使います。

✅ 面談時にチェックすべきポイント

  • 不動産業の顧問実績があるか
  • 消費税の還付について具体的に説明できるか
  • 節税提案を「待たずに」してくれそうか
  • 質問への回答が明確か(曖昧な場合は要注意)
  • 相性が良さそうか(長い付き合いになるため重要)
ステップ3:契約前に確認すべきこと

📋 契約前チェックリスト

  • ☐ 顧問料の内訳は明確か(何が含まれて何が別料金か)
  • ☐ 決算料は固定か、追加料金が発生する条件は何か
  • ☐ 連絡手段は何か(メール、チャット、電話)
  • Slack・LINE・Chatworkなどチャットツールに対応しているか
  • ☐ 回答までの目安時間は何日か
  • ☐ 担当者は誰か(所長本人か、スタッフか)
  • ☐ 解約条件は何か(何ヶ月前に通知が必要か)

💡 「作業」はAIに、「知恵」は税理士に。記帳代行を税理士に頼むと月1〜2万円かかりますが、クラウド会計+AIで自分でやれば、その分を「節税提案」に回せます。

クラウド会計ソフト徹底比較【freee vs マネーフォワード】

そもそもクラウド会計ソフトとは?(完全初心者向け)

「クラウド会計ソフト」と聞いて、「何それ?」と思った方も安心してください。

ひとことで言えば、「銀行口座やカードと繋げておくと、お金の出入りを自動で記録してくれるサービス」です。

📝 従来の経理 vs クラウド会計を、料理に例えると…

従来の経理:材料を自分で買いに行き、包丁で切り、火加減を見ながら調理する クラウド会計:材料が自動で届き、下ごしらえも済んでいる。あなたは「味見して OK を出すだけ」

つまり、あなたがやることは「自動で仕分けられた結果を確認してOKボタンを押す」だけです。

簿記の知識は要りません。「借方?貸方? 何それ?」で大丈夫です。

不動産会社が選ぶべき会計ソフトの条件

不動産会社がクラウド会計ソフトを選ぶ際、以下の4つの条件を満たしているかチェックしてください。

📝 必須の4条件

  1. 銀行口座の自動同期:手入力を最小限にするための生命線
  2. レシート撮影→自動仕訳:スマホで撮るだけで経費入力完了
  3. 税理士との共有機能:クラウド上でリアルタイム共有できること
  4. スマホアプリの使いやすさ:外出が多い不動産営業には必須

freee vs マネーフォワード:早見比較表

比較項目 freee マネーフォワード
料金(個人事業主) 月1,480円〜 月1,280円〜
料金(法人) 月2,680円〜 月2,980円〜
銀行口座の自動同期
レシート撮影→自動仕訳
操作のわかりやすさ ◎(簿記知識ゼロでもOK) ○(基本的な簿記知識があるとスムーズ)
税理士との連携 ◎(freee対応の税理士が多い) ◎(税理士側の導入率が高い)
スマホアプリ
AI自動仕訳の精度 ◎(学習型で精度が上がる) ○(ルールベースが中心)
不動産開業者へのおすすめ度 ◎ 簿記初心者ならこちら ◎ 簿記の基礎があるならこちら

💡 結論:どちらを選んでも正解

freeeもマネーフォワードも、不動産会社に必要な機能はすべて揃っています。迷ったら「税理士がどちらを使っているか」で決めるのが最もスムーズです。税理士と同じソフトを使えば、データ共有がリアルタイムになり、やり取りのコストが激減します。

不動産会社におすすめの初期設定

クラウド会計ソフトを導入したら、最初に以下の3つを設定してください。これだけで経理の9割が自動化されます。

順番 設定項目 やること 効果
事業用口座の同期 事業用の銀行口座をクラウド会計に連携 入出金が自動で取り込まれ、手入力がほぼゼロに
事業用クレジットカードの同期 事業用のカードを連携(個人カードと分ける) ガソリン代・広告費・消耗品が自動で仕訳される
自動仕訳ルールの設定 よくある取引のルールを登録(例:〇〇ガソリンスタンド→車両費) 2回目以降は自動で正しい勘定科目に振り分けられる

📊 「入力の手間がゼロになる」仕組み ── データの流れ

🏦 事業用の銀行口座・カード
仲介手数料の入金、ポータル掲載料の支払い、ガソリン代…

自動同期(API連携で毎日データを取得)

☁️ クラウド会計ソフト(freee / マネフォ)
取引データを自動取り込み → AIが勘定科目を推測

あなたがやること=「OKボタンを押すだけ」

📒 帳簿が自動完成
月次レポート・損益計算書・貸借対照表も自動生成

クラウドでリアルタイム共有

🧮 税理士がチェック+確定申告
同じ画面を見て確認 → 修正指示 → 申告書作成まで完結

※ あなたの作業は②の「OKボタン」だけ。それ以外はすべて自動です。

事業用口座の同期 事業用の銀行口座をクラウド会計に連携 入出金が自動で取り込まれ、手入力がほぼゼロに 事業用クレジットカードの同期 事業用のカードを連携(個人カードと分ける) ガソリン代・広告費・消耗品が自動で仕訳される 自動仕訳ルールの設定 よくある取引のルールを登録(例:〇〇ガソリンスタンド→車両費) 2回目以降は自動で正しい勘定科目に振り分けられる

✅ 最重要ポイント:「事業用」と「個人用」を完全に分ける

銀行口座もクレジットカードも、事業用と個人用を完全に分けるのが鉄則です。これをやるだけで経理のストレスが激減します。個人の支出と事業の支出が混ざると、仕訳のたびに「これは経費? 個人?」と悩むことになり、自動化のメリットが半減します。

不動産会社でよく使う勘定科目一覧【完全版】

不動産仲介業を営む場合、日常的に使う勘定科目は意外と限られています。まずはこの一覧を手元に置いておけば、仕訳に迷うことはほとんどありません。

【収入】売上に関する勘定科目

勘定科目 内容 具体例
売上高 仲介手数料など本業の収入 賃貸仲介手数料8万円、売買仲介手数料100万円
受取手数料 広告料(AD)など付随収入 オーナーからの広告料(AD)
受取家賃 自社物件の家賃収入(管理業兼業時) 自社所有物件の家賃、管理料収入

【支出】経費に関する勘定科目

勘定科目 内容 不動産会社での具体例
広告宣伝費 集客のための広告費用 ポータルサイト掲載料、チラシ印刷費、看板制作費
支払手数料 各種手数料 振込手数料、保証協会費、レインズ利用料
地代家賃 事務所の賃料 事務所家賃、駐車場代
通信費 電話・ネット代 携帯電話料金、インターネット回線、FAX
旅費交通費 移動費用 内覧への電車代、物件調査の交通費、コインパーキング代
車両費 車に関する費用 ガソリン代、車検費、自動車保険(事業按分)
接待交際費 取引先との飲食など オーナーとの会食、業者との打ち合わせ飲食
消耗品費 10万円未満の備品 コピー用紙、トナー、文具、名刺印刷
新聞図書費 情報収集のための書籍・購読料 不動産専門誌、業界紙、セミナー教材
水道光熱費 事務所の電気・水道 事務所の電気代、水道代(自宅兼用なら按分)
支払報酬 専門家への報酬 税理士顧問料、司法書士報酬、Web制作外注費
保険料 事業に関する保険 宅建業者賠償責任保険、火災保険

💡 迷ったときの判断基準

勘定科目に正解は1つではありません。大切なのは「毎回同じ基準で分類すること」です。例えば、お客様に渡す粗品を「消耗品費」にするか「接待交際費」にするかで迷ったら、どちらかに決めて年間を通じて統一してください。年度ごとに変えると比較ができなくなります。

📖 「家事按分(かじあんぶん)」とは? ─ 自宅兼事務所・自家用車を使う社長は必読

家事按分とは、1つの支出に「事業用」と「プライベート用」が混ざっている場合に、事業用の割合だけを経費にすることです。不動産会社の若手社長に最も多い「どこまで経費にしていいの?」という疑問は、この按分の理解で解決します。

支出の例 按分の考え方 按分比率の目安
自宅兼事務所の家賃 事務所として使っている面積の割合 30〜50%
自宅の電気代 事業で使う時間の割合 20〜40%
自家用車のガソリン代 内覧・物件調査など事業走行距離の割合 50〜80%
携帯電話料金 事業通話・通信の割合 50〜80%
自宅のインターネット 事業利用の時間割合 30〜50%

※ 按分比率に法律上の決まりはありませんが、「合理的に説明できる根拠」が必要です。「なんとなく半分」ではなく、面積比・時間比・走行距離比など明確な基準を設定し、記録に残すようにしましょう。判断に迷う場合は、この記事のAIプロンプト(按分相談用)か、顧問税理士にご相談ください。

不動産仲介業でよくある仕訳の具体例

取引内容 借方 貸方 消費税
賃貸仲介手数料88,000円が口座に振込 普通預金 88,000 売上高 88,000 課税
ポータルサイト掲載料33,000円をカード払い 広告宣伝費 33,000 未払金 33,000 課税
内覧の交通費(電車代)1,200円を現金払い 旅費交通費 1,200 現金 1,200 課税
オーナーとの会食5,500円を現金払い 接待交際費 5,500 現金 5,500 課税
事務所家賃110,000円が口座から引落 地代家賃 110,000 普通預金 110,000 課税

「紙の領収書を捨てる」ペーパーレス経理の始め方【実践ステップ】

ステップ1:支払いをすべてキャッシュレスにする

ペーパーレス経理の第一歩は、「現金をできるだけ使わない」ことです。

❌ Before(現金中心) ✅ After(キャッシュレス)

・現金で支払い
・紙の領収書を受け取る
・ノートに貼る or 封筒に入れる
・月末にExcelに入力
・領収書を紛失して青ざめる

・事業用カードで支払い
・クラウド会計に自動取り込み
・自動仕訳ルールで振り分け
・月末はチェックするだけ
・紙の領収書は写真を撮って保管

💡 現金払いが避けられない場合

駐車場代や一部の接待交際費など、現金払いが必要な場合は、その場でスマホアプリからレシートを撮影してください。freeeもマネーフォワードも、撮影した画像から金額・日付・店名を読み取り、仮の仕訳を自動作成してくれます。

ステップ2:「預り金」と「売上」を分けるルールを決める

📖 勘定科目の一覧は、この記事の「不動産会社でよく使う勘定科目一覧【完全版】」にまとめています。ここでは最も間違えやすい「預り金」に絞って解説します。

不動産会社には、一般的な会社にはない独特の勘定科目があります。

以下を参考に、クラウド会計ソフトの勘定科目を整理してください。

取引内容 勘定科目 補足
仲介手数料の受け取り 売上高 メインの売上。賃貸・売買で分けると分析しやすい
敷金・保証金(預り) 預り金 自社の売上ではない。オーナーに渡すお金
礼金(預り) 預り金 オーナーに渡す分は預り金。自社取り分は売上高
広告料(AD) 売上高 or 受取手数料 オーナーから受け取る広告料。税理士に処理方法を確認
ポータルサイト掲載料 広告宣伝費 SUUMO・HOME’S等の月額掲載料
内見用の交通費 旅費交通費 or 車両費 ガソリン代、駐車場代、高速代
保証協会の年会費 諸会費 宅建協会・保証協会への年会費

⚠️ 最も注意すべきポイント:「預り金」の処理ミスは税務調査で必ず突かれる

不動産仲介では、お客様から敷金・礼金・前家賃などを預かり、オーナーに渡します。このお金は自社の売上ではなく「預り金」です。

ここを間違えると、税務調査で最も突っ込まれるポイントになります。

📝 具体例で見る「間違えた場合のダメージ」

家賃8万円の物件を仲介した場合、お客様から受け取るお金の内訳:

敷金2ヶ月分 16万円(預り金 → オーナーへ)
礼金1ヶ月分 8万円(預り金 → オーナーへ)
前家賃1ヶ月分 8万円(預り金 → オーナーへ)
仲介手数料 8万円(← これだけが自社の売上)
合計入金額 40万円

この40万円をすべて「売上」に計上してしまうと、本来8万円の売上が40万円になります。
年間30件仲介した場合、売上が実態より960万円膨らみ、払う必要のない税金が数十万円増える計算です。
さらに税務調査で発覚すれば、過少申告加算税・延滞税が上乗せされます。

対策:預り金と売上を分けて処理するルールを最初に決めること。迷ったらAIに仕訳を確認し(この記事後半でプロンプトを紹介)、最終的には必ず税理士にダブルチェックしてもらってください。

ステップ3:月次の経理ルーティンを決める

クラウド会計+銀行同期を設定したら、月に1回だけ以下のルーティンを行えば経理は完了です。

📅 月1回の経理ルーティン(所要時間:1〜3時間)

順番 作業内容 所要時間
自動取り込みされた取引を確認し、仕訳を承認する 30分
現金払いのレシート写真をアップロード・仕訳する 15分
「未処理」の取引がないか確認する 15分
預り金の入出金が正しいか確認する 15分
月次レポートを確認し、前月との差異をチェックする 15分

綺麗な帳簿は「最強の融資対策」になる

経理を整える理由は、事務作業の効率化だけではありません。

30代の不動産経営者にとって、帳簿を整えるもう一つの大きなメリットがあります。それは「いつでも銀行からお金を借りられる状態になる」ということです。

❌ 帳簿がグチャグチャな会社 ✅ 帳簿が整っている会社
  • 「先月の利益はいくら?」→ 答えられない
  • 融資面談で「試算表を見せて」→ 出せない
  • 銀行担当者の印象:「この会社、大丈夫か…?」
  • 結果:追加融資を断られる
  • 「先月の利益はいくら?」→ 即答できる
  • 融資面談で → クラウド会計からリアルタイムの試算表を提出
  • 銀行担当者の印象:「経営をしっかり管理している」
  • 結果:追加融資がスムーズに通る

日本政策金融公庫や地方銀行の担当者は、リアルタイムで試算表が出せる会社を高く評価します

なぜなら、「数字を把握している=経営を管理できている」と判断できるからです。

💡 経理の効率化=「守り」ではなく「攻めの投資」

クラウド会計で経理を整えることは、単なる事務作業の効率化ではありません。「いつでも追加融資を受けられる状態」を維持する、将来のキャッシュを増やすための攻めの投資です。開業2〜3年目に事業を拡大したくなったとき、帳簿が整っているかどうかで「借りられるか、借りられないか」が決まります。

💡 経理で浮いた月12時間、何に使いますか?

経理の自動化で空いた時間を、「お客様が来る仕組みづくり」に使えたら、売上に直結します。でも集客の受け皿となるサイトがなければ、効率化しても売上は変わりません。

経理も集客もまとめて仕組み化しませんか? → WebエンジンPro 無料相談

🤖 AIを活用して「仕訳の悩み」を即解決する方法【プロンプト集】

クラウド会計の自動仕訳でも判断がつかない取引があります。特に不動産特有の取引は、AIに質問すれば即座に回答が得られます。

なぜAIが経理の味方になるのか?

⏰ 即回答 「この仕訳は?」と聞けば数秒で回答。税理士への質問待ち不要
🆓 無料 簡単な仕訳相談のために税理士に電話する必要がなくなる
📚 根拠付き 「なぜその勘定科目なのか」を理由付きで説明してくれる
😌 何度でも聞ける 「初歩的すぎて税理士に聞けない…」という遠慮が不要

不動産会社におすすめのAIツール

ツール名 主な用途 料金目安
ChatGPT 仕訳相談・経費判断・節税アイデアの壁打ち 無料〜月20ドル
Claude 複雑な取引の整理・長文の質問に強い 無料〜月20ドル
Gemini Googleスプレッドシートとの連携で数値管理に便利 無料〜

そのまま使えるAIプロンプト例【コピペOK】

プロンプト①:不動産取引の仕訳を判断してもらう

「この取引、どの勘定科目?」を即座に解決するプロンプトです。

あなたは不動産業界に詳しい税務の専門家です。
以下の取引について、正しい仕訳を教えてください。

【取引内容】
・日付:(例:2026年2月10日)
・内容:(例:賃貸仲介で入居者から敷金2ヶ月分・礼金1ヶ月分・前家賃1ヶ月分・仲介手数料1ヶ月分を受領。家賃8万円の物件)
・支払方法:(例:入居者から振込で一括受領)

【教えてほしいこと】
1. 仕訳(借方・貸方の勘定科目と金額)
2. なぜその勘定科目になるのかの理由
3. 消費税の扱い(課税 or 非課税)
4. よくある間違いとその注意点

【出力形式】
仕訳を表形式で示し、各科目の理由を簡潔に説明してください。

【注意事項】
※この回答は参考情報です。最終的な税務判断は税理士に確認してください。

プロンプト②:「これは経費にできる?」を判断する

不動産経営でありがちな「経費かどうか迷う支出」を判断してもらうプロンプトです。

あなたは不動産業界に詳しい税務アドバイザーです。
以下の支出が経費として計上できるか判断してください。

【支出の内容】
・金額:(例:5,000円)
・内容:(例:内見の帰りにお客様とカフェで打ち合わせ)
・相手:(例:見込み顧客)
・状況:(例:物件の希望条件をヒアリング)

【教えてほしいこと】
1. 経費にできるか(○ / △ / ✕)
2. できる場合の勘定科目
3. 税務調査で認められるための証拠・記録方法
4. グレーゾーンの場合、「こうすればOK」の線引き

【注意事項】
※この回答は参考情報です。最終的な判断は税理士に確認してください。

プロンプト③:月次の経理チェックリストを作る

自社の事業に合った「月次チェックリスト」をカスタマイズするプロンプトです。

あなたは不動産会社の経理効率化コンサルタントです。
以下の条件で、月に1回行う経理チェックリストを作成してください。

【会社情報】
・事業形態:(例:賃貸仲介メイン、一部売買も対応)
・使用会計ソフト:(例:freee)
・連携済み口座:(例:事業用口座1つ、事業用カード1枚)
・税理士:(例:あり、月次で帳簿を共有)

【出力形式】
・チェック項目を優先順位付きでリスト化
・各項目の所要時間の目安
・「これを忘れると危ない」項目にマーク
・合計所要時間の目安

プロンプト④:確定申告前の「棚卸し」を行う

決算前に「漏れ」がないか確認するためのプロンプトです。

あなたは不動産業界に詳しい税務の専門家です。
確定申告前に、不動産仲介会社が確認すべき「経理の棚卸しチェックリスト」を作成してください。

【会社情報】
・事業形態:(例:個人事業主、賃貸仲介)
・開業年月:(例:2025年10月)
・年間売上:(例:500万円)
・使用会計ソフト:(例:マネーフォワード)

【教えてほしいこと】
1. 計上漏れしやすい経費TOP10(不動産仲介業に特化)
2. 預り金の処理が正しいかの確認ポイント
3. 減価償却の対象になる資産がないかの確認
4. 「税理士に渡す前に自分で確認すべき」チェック項目
5. 来期に向けて改善すべき経理フローの提案

【注意事項】
※この回答は参考情報です。確定申告の最終確認は税理士に依頼してください。

AIの回答を「使い捨て」にしない ── 運用のコツ

AIに仕訳を質問して回答を得たら、そのまま閉じてしまうのはもったいないです。ひと手間加えるだけで、経理の効率が劇的に上がります。

✅ AIの回答をフル活用する3ステップ

  1. AIの回答を、クラウド会計ソフトの「メモ欄」にコピペ
    → freeeもマネーフォワードも、各取引に「メモ」を残せます。「なぜこの勘定科目にしたか」をAIの回答ごと貼り付けておけば、後から見返したときに一目でわかります。
  2. 税理士への質問リストに追加
    → 「AIにはこう言われましたが、正しいですか?」と聞けば、税理士との面談が一瞬で終わります。ゼロから説明するより格段に効率的です。
  3. 同じパターンの取引は「自動仕訳ルール」に登録
    → 一度AIに確認した仕訳は、クラウド会計の自動ルールに登録。2回目以降は質問する必要すらなくなります。

AI活用時の注意点(必ず読んでください)

⚠️ AIで仕訳相談をする際の3つの注意点

  1. AIの回答は「参考」であり「税務申告の根拠」にはならない:AIは一般的な処理方法を教えてくれますが、あなたの個別事情(事業規模・過去の処理履歴など)は考慮できません。重要な判断は必ず税理士に。
  2. 税法は毎年変わる:AIの学習データが最新の税法に追いついていない場合があります。新しい制度(インボイス制度など)については、国税庁のサイトや税理士に確認を。
  3. 「節税」と「脱税」は紙一重:AIが提案する節税策が、あなたの状況では適用できない場合もあります。「これ、大丈夫かな?」と少しでも思ったら、税理士に確認してください。

よくある失敗とその対策

よくある失敗 なぜ起きる? 正しい対策
事業用と個人用の口座を分けない 「面倒だから1つでいい」と思い込み 事業用口座+事業用カードを開設する
レシートを溜めて月末にまとめ入力 「あとでやろう」の積み重ね 現金払いはその場でスマホ撮影
預り金を売上に計上してしまう 「入金されたお金=売上」と誤解 預り金と売上の区別を最初にルール化
銀行同期を設定していない 「セキュリティが不安」という先入観 API連携は読み取り専用。安全性は十分
AIの仕訳回答を鵜呑みにする 「AIが言ってるから正しい」と過信 重要な仕訳は必ず税理士にダブルチェック
勘定科目を年度ごとに変えてしまう 「今年はこっちのほうが良さそう」と都度判断 一度決めた基準は年間を通じて統一する
「安さ」だけで税理士を選ぶ 顧問料ばかり見ている 節税提案力で選ぶ。月1万円の差より年間数十万円の提案

まとめ|今日からやるべきこと

💡 ポイントまとめ

  • 経理素人でも大丈夫。まずは「自分でやる・半分任せる・丸投げ」の3択から選ぶ
  • 不動産会社の経理は「銀行同期+クラウド会計」で9割自動化できる
  • freeeとマネーフォワードはどちらでもOK。税理士と同じものを選ぶ
  • 「事業用口座」と「個人用口座」の分離が最重要
  • 預り金の処理ミスは税務調査で最も突かれるポイント。慎重に
  • 綺麗な帳簿は「最強の融資対策」。攻めの投資として経理を整える
  • 不動産特有の仕訳で迷ったらAIに即質問 → メモ欄にコピペ → 税理士に確認
  • 自宅兼事務所・自家用車は「家事按分」で事業分だけを経費にする
  • 税理士は「安さ」ではなく「不動産業の実績と節税提案力」で選ぶ

✅ 今日やるべき3つのこと

Step 1:税理士に「freeeとマネーフォワード、どちらを使っていますか?」と聞く(1分)

Step 2:事業用口座・事業用カードがなければ、今日中に開設手続きを始める

Step 3:クラウド会計に無料登録し、銀行口座の同期を設定する(30分)

👨‍💼 AI会計でどこまで自動化できる?「ここから先は税理士」の線引きと選び方を解説しています。
▶ 税理士の選び方|AIに聞くべきこと・税理士に聞くべきこと

🚀 経理自動化で浮いた月15時間を売上に変える。不動産会社の集客完全ガイドはこちら。
不動産会社の集客完全ガイド

🤔 経理で浮いた月12時間、最も効果的な使い道は?

経理を月15時間→3時間に圧縮できたら、月12時間が空きます

その12時間をSNS投稿やチラシ配りに使うのも一つの手です。でも、もっと効率的な方法があります。

💡 「お客様が自ら来るサイト」を持てば、集客は自動化できる

経理を自動化するのと同じ発想で、集客も仕組み化する。あなたが営業や接客に集中している間に、サイトがお客様を連れてきてくれる。それがWebエンジンProの考え方です。

WebエンジンProは、お客様が自ら来るサイトを一緒に作ります。

  • 初期費用0円
  • 60日間無料でお試し
  • 61日目から月額12,000円〜

→ 経理も集客も仕組み化したい方、まずは無料相談から

💰 お金の全体像(4つのフェーズ)を確認したい方は、不動産会社のお金の管理ガイドをご覧ください。

関連記事

無料相談|WebエンジンProのご案内

WebエンジンProでは、不動産会社専門でWeb集客の設計・運用を支援しています。

  • お客様が自ら来るサイト設計(経理の効率化と同じ発想で集客も自動化)
  • 反響が出るコンテンツ制作・導線設計
  • 不動産業界を知るチームが伴走
  • ✅ 売り込みなし・まずは現状診断から
  • 60日間無料でお試し可能

「経理は効率化できた。次は集客を仕組み化したい」
「営業に集中できる環境を作りたい」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

無料相談を申し込む →

60日間、無料で試す